野村萬斎“エゴサーチ”で反響を実感!? 『七つの会議』が動員100万人突破の大ヒット
直木賞作家・池井戸潤の同名小説を豪華キャストで映画化した『七つの会議』。週末ランキング2週連続1位という輝かしいスタートを切った本作が、公開から13日間でついに動員100万人、興収12億円を突破し、本日TOHOシネマズ日比谷にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。
会場には、主演の野村萬斎、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督らが登壇。作品を鑑賞した直後の観客によって暖かい拍手で迎えられ、及川が「みんなで言ってみよう、せーの!」と掛け声を挙げると会場からは「ミッチー!」とノリノリの反応も。
本作の大ヒットを受けて福澤監督は「なによりも、ヒットしてうれしい。池井戸先生のすばらしい原作を映像化するのは難しかったが、おもしろかったという声をもらえて安心」と笑顔を見せた。
映画の反響を尋ねられた野村は「エゴサーチをよくするのだけど…」と意外な一面を明かしたうえで、ネット上での反応の多さについて「みんなが集中して観てくれているのがわかる。自分も一緒に観客として見てみたい」とコメント。これを受けて及川が「さっき『応援上映ないんですか?』って言ってましたよね(笑)」と舞台裏での会話を振り返る一方、劇中でクセの強い“クズ男”を演じた藤森は「僕は、多分あきちゃんのファンだろう人から『お前、絶対許さねえからな』と書き込みが…」と苦笑い。
今回は、特別企画「教えて八角!! サラリーマンのお悩み相談」が開催され、会社や自分自身と向き合っていく本作にちなみ、キャスト陣が社会人の様々な悩みに答えることに。
まずは「上司や先輩とうまく接するコツは?」という質問に、野村が「自分の自信のあるところを活かしてコミュニケーションを取っていく」とコメント。映画で演じたぐうたらな役柄とギャップを感じる回答に、すかさず及川が「結構まじめに答えるんですね」と突っ込むと、会場は笑いに包まれた。
続いては、明日に控えたバレンタインデーにちなんで「会社の気になる先輩にアプローチするには?」という恋愛系の質問。野村に「これはミッチーじゃない?」とバトンを回された及川は「書類バサバサ作戦」と即答。朝倉も手伝って再現が行われると、書類を拾おうとする2人は見つめ合い、実際にロマンスの始まりそうな一場面を披露した。
最後には、野村が「私たちも自信を持っていける作品になってきたと実感があります。ファンになっていただければと思います」と観客へメッセージを残し、イベントは幕を閉じた。
文/編集部