お子さま厳禁!人形だけど、過激すぎ…大人版「セサミ」が暴走しすぎでギリギリアウト!!
教育番組として日本でもおなじみの「セサミストリート」で知られるジム・ヘンソン・カンパニーが手がけた『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』が2月22日(金)より公開となる。キュートなパペットたちが登場する、さぞかわいらしい作品かと思いきや…子どもには見せられないような、なかなかの問題作だった!
パペットと人間が共存する世界が舞台の本作。ある日、パペットを狙った連続殺害事件が発生し、元警察官で今はしがない私立探偵パペットのフィルと、元相棒の人間おばさん刑事コニー(メリッサ・マッカーシー)が、再びバディを組んで謎に迫っていく…というストーリーだ。
冒頭からフィルがタバコをふかしながら、車で街を流したり、事務所でウィスキーを一人であおったりと、ノワールものの雰囲気が漂っており、子ども向けではないことは一目瞭然なのだが…殺害シーンがかなりヤバめ!
犯人が銃をぶっ放せば、人形の頭がパーンッ!とはじけ飛び、あたり一面は“綿の海”。さらに犬をけしかけられたパペットの手足が食いちぎられてバラバラになったり、首ちょんぱの死体があったりと、人形でもギリアウトだろ!とつっこみたくなるような人体(?)破壊描写のオンパレードだ!
またフィルが聞き込みでポルノショップを訪ねれば、パペットたちがアダルトビデオの撮影を行っていたり、フィルがまぶいパペットと事務所でワンナイトスタンドしてしまったり…という下ネタも満載。極めつけは、パペットたちが鼻から“お砂糖”を吸引して“ハッピー”になってしまうという完全アウトなギャグまで、暴走しまくりの作品となっている。
どういうわけか日本では、まさかのPG-12指定(!?)となっているが、お子さま厳禁なアウトぶりを、ぜひ劇場で確認してみてほしい!
文/トライワークス