『ポーラー』で最強のヒットマンを演じるマッツ・ミケルセン、いつか演じてみたいのはあのサッカー選手!

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『ポーラー』で最強のヒットマンを演じるマッツ・ミケルセン、いつか演じてみたいのはあのサッカー選手!


本作の主人公ダンカンは、年齢的なこともあり殺し屋業を廃業する構えだったが、ミケルセンは俳優業の引退を考えたことはあるのだろうか。「役者という仕事は、自動的に引退する年齢は決まっていない。70歳をとうに超えた俳優や監督も、誰も年齢など気にしていない。もし僕が俳優を引退することを考えるとすると、映画を作ることに十分な熱量をかけられなくなったときじゃないかな。もし僕が誰かに引退を宣告されたら『ふざけるな』っていうね(笑)。僕は自分が好きなことをやっているだけで、それを気に入ってくれる人がいるから役者を続けているんだ。でも、もし俳優を引退してほかの何かをするとしたら、大工になって自分の家を建てたいなあ(笑)」

怒涛の銃撃戦や凄惨な描写も
怒涛の銃撃戦や凄惨な描写も

本作はNetflixオリジナル・シリーズだが、そのことが映画制作に影響を及ぼしたかと尋ねると「世間では“Netflixにはタブーはない”と言われているけれど、彼ら独自のルールはあるはずだよね。監督のヨナス(・アカーランド)は、『お願いだから、規制は設けないでよね!』って撮影中いつも懇願していたから(笑)。僕自身の役作りとしては、Netflixで配信されるからといって変えたつもりはない。他の映画会社が作っていたとしても、同じアプローチを取ったと思うな。役者の仕事というのは、設計図である脚本をもとに肉付けをしていって、キャラクターに命を吹き込むことだから」と答えた。

また、映画をNetflixで観るのか、映画館で観るのか、という議論についても、ミケルセンは自身の考えを教えてくれた。「現在、より多くの人々が家で映画を観る環境にあるというのは無視できないことだよね。ストリーミングサービスでは、小さな画面で観ても対応できるように調整をしているけれど、やはり映画館で観る映画というのは格別なものだ。映画への入り口が広くなって、映画に興味を持ってくれた人が増えて、彼らが映画館にも訪れてくれるようになるといいと思う」

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