4人の大学生が“映画みたいな強盗”を企てた衝撃の実話『アメリカン・アニマルズ』最新予告&ポスター到着
普通の大学生たちが時価12億円相当のお宝を盗みだすという、ショッキングな実話を映画化し、北米の若者たちの間で話題となっている『アメリカン・アニマルズ』(5月17日公開)。このたびスタイリッシュな映像や音楽が盛り込まれた最新予告映像とポスターが到着した。
米国ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレンとスペンサーは、大学の図書館に時価1200万ドル(約12億円)相当の画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知る。その画集を盗もうと、『スナッチ』(00)、『レザボア・ドッグス』(91)、『オーシャンズ11』(01)など、往年の犯罪映画を参考に計画を企てる学生たち。特殊メイクで老人に扮し図書館に乗り込もうとする彼らの、前代未聞の強盗事件の結末は…?
今回公開された映像には、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)、『X-MEN:アポカリプス』(16)でクイックシルバー役を好演したエヴァン・ピーターズと、『ダンケルク』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(ともに17)に出演した若手実力派のバリー・コーガン扮する大学生たちが、強盗計画を企てることで退屈な毎日から一変して活き活きしだす様子が見てとれる。
この数奇な実話を映画化したのは、ドキュメンタリー映画『The Imposter』(12)で第66回英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞し、今作が長編ドラマとしては初監督作となるバート・レイトン監督。事件を起こした本人たちを劇中に登場させ、ドキュメンタリーとドラマのハイブリッドな作品に仕上げた。
同時解禁されたポスターは、彼らがねらうオーデュボンの傑作画集「アメリカの鳥類」の絵がモチーフになっており、作品同様スタイリッシュな仕上がり。オーデュボンは生きた鳥を観察し続けた野鳥画家で、画集は畳半畳ほどの大きさの紙、435枚すべてに実物大の鳥が描かれている。
本能のままに強盗計画を企てた“アメリカン・アニマルズ”に待ち受ける運命を、ぜひ劇場で目撃してほしい。
文/編集部