千眼美子、3年目の変化と充実感。運命の人に「早く会いたい!」と“赤い糸”願望も - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
千眼美子、3年目の変化と充実感。運命の人に「早く会いたい!」と“赤い糸”願望も

インタビュー

千眼美子、3年目の変化と充実感。運命の人に「早く会いたい!」と“赤い糸”願望も

千眼美子になって…「すごく変わった」

法名・千眼美子として活動すると発表したのが17年2月のこと。「千眼美子、3年目になります」と振り返る彼女に、どんな変化があっただろうか。「千眼美子になってからは、“この映画を観てくれた方がどんな想いになるんだろう?” ということを、より重く捉えるようになったと思います」と告白。「本作で言うと、相手を幸せにしたい気持ちを持っている人がいる一方、誰かの幸せよりも、自分の幸せを優先する人が描かれていて。日常を生きるなかでも、チェックポイントを見つけられる映画だと思います。出家してから出させていただく映画には、“映画を作りたい”という想いの前に、“観てくれる人を幸せにしたい”という想いがあって。お芝居をするというジャンルは一緒でも、“この映画の醍醐味はなんなのか。そこにしっかりと責任を持たなければ”と考えるようになって、姿勢としてはすごく変わったと思います」。

さらに「幸せについて主張するからには、“普段から、どれだけ自分の心や想いを正しているか”ということが、問われるようになって。前はお仕事が終わったら、お酒を飲んで、酔っ払って、寝てしまったり(笑)。いまは1日を振り返る時間をきちんと持って、『今日はこんなこと言っちゃったな、こんなことを思っちゃったな』と反省したり、『こんなことを言ってくれた人がいたな、こんなふうに笑ってくれたな』とありがとうポイントを探したりしています。風花が持っている魔法は、誰もが持っているもの。日々、黒い気持ちを、白い魔法で塗り替えられるようにしたいなと思っています」と充実の表情を見せる。

ひょっこり顔をのぞかせた
ひょっこり顔をのぞかせた撮影/黒羽政士

「赤い糸への憧れ、めちゃくちゃあります!」プライベート赤裸々告白

そんな千眼にとって、いま「この瞬間が最高に楽しい!」とハマっていることがあるという。「どうしようかな。これ内緒にしようかな…でも言っちゃう!」とかわいらしい笑顔を弾けさせながら、「中国語の勉強をしているんです」とのこと。「1日6ページ、45分間。毎日、中国語の勉強をしています。『お隣の国と仲良くなるにはどうしたらいいかな?』と考えたら、やっぱり語学だ!と思って。いまその時間がすごく楽しいんです。“図書館”の発音って、“トゥーシューグアン”って言うんですよ。一緒じゃん!と思ったり、そういう発見がおもしろくて。中国の方に『道とか聞かれないかな?』と思っています。その時にペラペラって話せたら、すごくいいなあって」。

魔法使い・風花が、赤い糸で結ばれた“運命の人”を探しだす!
魔法使い・風花が、赤い糸で結ばれた“運命の人”を探しだす![c]2019 IRH Press

プライベートについて明かしてくれた千眼だが、恋愛観については「赤い糸への憧れ、めちゃくちゃあります!」と大きな笑顔。「最近、周囲で結婚をする友だちが増えてきて。結婚の話題になることが多くて…。結婚する相手ということは、運命の相手ですよね。運命の人にいつ会えるんだろう?と想像するのが大好きで。劇中の風花と“運命の人”の関係性も、ロマンチックですよね!前世も恋人だったのかな、来世も恋人になれるかなと思える人に出会えるなんて、すごく憧れる。『やっと見つけた』って言いたい!ああ、酸欠になってきた!」と顔をあおぐなど、乙女心が止まらない。

「仕事に熱い人がいいですね。仕事に使命感を持っている人を見ると、『かっこいいな、支えたいな』という気持ちになるんだと思う」とタイプを明かし、「いままでは、一目惚れがほとんどなんですよ。運命の人…早く会いたいですね!」と心待ちにしていた。

女優業の醍醐味も実感した
女優業の醍醐味も実感した撮影/黒羽政士

取材・文/成田 おり枝

作品情報へ

関連作品

  • 僕の彼女は魔法使い

    -
    139
    千眼美子演じる白の魔法使いと黒魔術との時空を超えた戦いが展開するファンタジー映画