『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』公開直前のワールドプレミアがロンドンで開催!

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』公開直前のワールドプレミアがロンドンで開催!

『ハリー・ポッターと死の秘宝』で遂に完結を迎える史上最強のファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズ。初の前後編での公開となり、前編となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が、いよいよ11月19日(金)より日米英同時公開となる。公開に先駆け、ロンドンにてワールドプレミアが開催され、ダニエル・ラドクリフら主要キャストとスタッフがレッドカーペットイベントに登場。

最終章の完成について、原作者であるJ.K.ローリングは「とにかく楽しいわ。なぜなら私は既に本を書き終えているの。映画の制作陣は、とうとう最後という寂しさもあるでしょうけど、私は後はとにかく楽しんでいるの」とコメント。エマ・ワトソンは「とても感情的になっているわ。なぜかというと、人生の半分以上をかけて、エネルギーを費やしてきた作品だから。でも同時に、今後のことを考えるとエキサイティングでもあるわ。映画は一週間前に見たんだけど、シリーズの中でも一番大好きな作品。役者のパフォーマンスも最高だと思う。私のシーンでは、ダン(ダニエル)とのダンスシーンが楽しかったわ」と撮影での思い出も語ってくれた。ルパート・グリントは「変な気分だよ。人生の大部分をかけた仕事から離れるなんて悲しくて辛いよ。でも、今後別のことをするのは楽しみだね」とシリーズを振り返り話す。ヴォルデモート卿役のレイフ・ファインズに、演じるうえで楽しいことは何でしょうか?の問いかけをしたところ、「怒りですね。怒りはつまり、パワーということ。特に権力のある悪役を演じるのはすごく楽しいんだ。パワーの内側には神経質な部分があったりして面白いよ。良い役より悪役の方が楽しい」と語る。また、ダニエル・ラドクリフは、日本のファンに「日本の皆さん、こんにちは。僕の中でもベスト1の作品です。是非楽しんでください! 長年のサポートありがとう!」とメッセージを送った。

レッドカーペットイベント開始前には、ロンドンでのイベントではもはや恒例となっている大雨。スタッフがカーペットから雨を掃きだす姿も見られ、寒空の中、世界各地から集まったファンは思い思いのコスチュームに身を包み、大きな歓声を上げて待っていた。遠くから来たことをアピールするボードを掲げるファンの中には、日本からの女性グループの姿も。しかし、イベントが始まる頃には雨も止み、昨年のような嵐にはならなくてすんだものの、気温は10度を切る寒さ。ダニエルをはじめとするメインキャストが続々と到着すると、ファンの興奮は一気に上昇し、大きな盛り上がりとなった。【Movie Walker】

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