水瀬いのり「青ブタ」生アフレコで会場を魅了!謎めいた翔子をどう演じた?

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水瀬いのり「青ブタ」生アフレコで会場を魅了!謎めいた翔子をどう演じた?

劇場版アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』(6月15日公開)のスペシャルステージが3月23日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2019」にて行われ、声優の石川界人(梓川咲太役)、瀬戸麻沙美(桜島麻衣役)、水瀬いのり(牧之原翔子役)、東山奈央(古賀朋絵役)、種崎敦美(双葉理央役)が登壇。水瀬が生アフレコに挑み、心を込めた演技で会場を魅了した。

原作は、累計発行部数100万部を超える鴨志田一の「青春ブタ野郎」シリーズ。18年10月よりテレビアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」が放送され、思春期の揺れる心を独創的なストーリー展開でつづり、大きな話題を呼んだ。

劇場版では、恋人の麻衣と過ごす高校2年生・咲太の前に、初恋の相手である翔子が出現。なぜか翔子には“中学生”と“大人”の2人が存在しており、やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は、“大人翔子”に翻弄されていく。複雑かつ謎めいた役柄を演じた水瀬は苦労も多かったようで、台本に書かれたセリフを色分けしながら、細かくチェックしてアフレコに臨んだという。じっくりと役柄に向き合い、翔子の優しさや儚さに触れるにつれて、彼女を演じられる喜びを深く噛み締めたことを明かしていた。

現在公開中の第2弾CMでは、翔子のナレーションが収められている。この日のステージでは、水瀬が生ナレーションを披露。セリフを響かせると、会場からも大きな拍手が沸き起こった。尺ぴったりに収まる“プロの技”に石川も驚くことしきり。瀬戸も、劇中の物語が蘇ったようで大きく心を打たれていたが、緊張したという水瀬は、翔子には涙を誘うような名セリフが多いことに触れ、劇場で隠された名セリフを探してほしいとアピールしていた。

また、座談会形式で「キャストのなかで優しいなと思う人は誰?」と話し合うひと幕も。すると東山以外のメンバーは、全員が東山を指名。それぞれが「本当に優しい」と東山の温かさについて証言していた。

取材・文/成田 おり枝

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