スカヨハ、キーラより実力は上?キャリー・マリガンがレオの相手役射止める
F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説「グレート・ギャツビー」の映画化作品で、主演のレオナルド・ディカプリオの相手役にキャリー・マリガンが抜擢された。1970年代に映画化された時の『華麗なるギャツビー』(74)ではロバート・レッドフォードが演じたジェイ・ギャツビーの役をレオナルドが演じ、ミア・ファローが演じたギャツビーの宿命の恋人、デイジー・ブキャナンをキャリーが演じることになる。
「グレート・ギャツビー」の再映画化はハリウッドでは大きな話題になっており、ヒロイン役にはスカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマン、キーラ・ナイトレイらが候補に挙がっていたが、オーディションの結果、ラーマン監督がキャリーを選んだという。
「デイジー役については、世界で最も才能ある女優たちが、それぞれ違った解釈でオーディションに挑んでくれた。どの女優も説得力があり、エキサイティングだった。しかし、この作品に関しては、僕は英国人女優のキャリー・マリガンを選んだ。一時間前に彼女に電話して“ハロー、デイジー・ブキャナン”と言って結果を伝えたばかりだよ」とラーマン監督は英デイリー・メイル紙に語っている。電話を受けたキャリーはその場で泣き崩れたらしい。
私生活ではシャイア・ラブーフと破局し、傷心で英国に帰国したと伝えられているキャリーだが、仕事では次々に大役を射止め、ファッション誌のベストドレッサーにも選ばれるなど、大スターへの階段を着実に駆け上っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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