ウルトラマンゼロと共に戦う新たな戦士たち。お父さん世代は知っている彼らのルーツとは?

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ウルトラマンゼロと共に戦う新たな戦士たち。お父さん世代は知っている彼らのルーツとは?

『大怪獣バトル THE MOVIE ウルトラ銀河伝説』(09)で鮮烈デビューを飾った新戦士ウルトラマンゼロ。ウルトラセブンの息子である彼が活躍する注目作『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』が12月23日(祝)に公開される。同作にはもちろん歴代ウルトラ戦士も登場。特に、放送30周年を迎えたウルトラマン80&ユリアンも、長谷川初範、萩原佐代子のオリジナル出演者が声を担当することが評判となっている。

さらに本作では、ウルトラマン以外の戦士がゼロと共闘する。近年ではテレビシリーズ「ウルトラマンメビウス」で宇宙剣豪ザムシャーがメビウスとの戦いを経て、後に地球を守るために戦った例などがある。ただ今回の新戦士たちが、その例と決定的に異なるのは、ウルトラシリーズを手がける円谷プロダクションが、かつてテレビ番組として製作したヒーローたちの21世紀バージョンともいえる存在である点だ。

炎の戦士グレンファイヤーは「秘密戦隊ゴレンジャー」の誠直也が主演の「ファイヤーマン」をベースにした炎を操る戦士。序盤では宇宙海賊としてゼロとも拳を交える。やがて共闘するふたりの激しいファイトは見どころとなりそうだ。

鏡の騎士ミラーナイトは、06年にもリメイク版『ミラーマンREFLEX』が劇場公開されているテレビ番組「ミラーマン」が元となっている。二次元から来たヒーローで、モチーフである鏡や光にまつわる技で戦う。ちなみに「ミラーマン」からは敵怪獣アイアンも、アイアロンとしてリニューアルされ映画に登場する。

さらに宇宙船ジャンバードが変形するジャンボットは、同じくセスナ機がロボットに変身し、悪の宇宙人と戦う異色のヒーロー「ジャンボーグA」をリメイクした巨大ロボット。内部に操縦室があり、操縦者の動きがそのままジャンボットのアクションに反映される。

それぞれに異なる特徴を持つ彼らが、ゼロをどうサポートし、戦いを繰り広げるのかが非常に楽しみだが、前述の元ネタ作品を知っておくと、より感情移入できて楽しめるはずだ。現在YouTube「ウルトラチャンネル」にて「ファイヤーマン」「ミラーマン」「ジャンボーグA」の第1話がそれぞれ無料で公開されているので、是非チェックしてみてはいかがだろうか。【トライワークス】

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