高良健吾がベッドの下で息をひそめる…『アンダー・ユア・ベッド』予告編が公開
「リミッターを外せ!」を合言葉に、タブーとされるテーマをクリエイター達の感性と才能で発信していく「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」。本プロジェクトの第二弾作品『アンダー・ユア・ベッド』が7月19日(金)から公開される。愛する女性への一途で純粋な思いと、孤独がゆえに常軌を逸する切なくも繊細な主人公、三井直人を高良健吾が演じることが発表され話題となっていた今作から、予告編が公開となった。
本作は、誰の記憶にも残らず存在を無視されてきた孤独な男・三井が、学生時代に初めて「名前を呼んでくれた」女性、千尋との11年ぶりの再会を試みる。しかし、見つけた千尋は別人のようになっていた。三井は彼女を監視し、自宅に潜入してベッドの下に潜り込み彼女を想うようになる…。
三井が狂気の愛を向ける佐々木千尋を演じるのは、『私は絶対許さない』(18)で第7回マドリード国際映画祭主演女優賞にノミネートされ、NHK 大河ドラマ「西郷どん」に出演するなど、映画、舞台、ドラマで注目を集める西川可奈子。三井から執拗に覗かれ、夫からは激しい暴力を受けるという難役をどのように演じるのか、注目したい。
また、公開された予告編では きしむベッドの下で三井が息を潜め、ベッドの上の千尋を感じる衝撃的なシーンからはじまる。三井が千尋に一瞬で心奪われた11年前から一転、盗撮し覗き見た彼女は夫に支配され変わり果てた姿に。異常な執着に歯止めが利かなくなった三井の鬼気迫る表情が印象的だ。さらに三井は、自宅に彼女に見立てたマネキンを置き、当時彼女が使っていた香水をふりかけて触れるという異様な姿をみせるなど、孤独に蝕まれた男の愛が狂気へと変貌していく姿が映し出されている。
三井の狂気に満ち溢れた愛は、いったいどのような結末を迎えるのか。キャスト陣の壮絶な演技とともにぜひ劇場で見届けてほしい!
文/編集部