眞栄田郷敦の登場で客席熱狂!『小さな恋のうた』福岡プレミア試写会が開催
1998年に沖縄で結成され、現在も地元を拠点に活動を続けるスリーピースロックバンド「MONGOL800」。マイペースながら数々のヒット曲を送り出している通称“モンパチ”の楽曲にインスパイアされた青春映画『小さな恋のうた』が、5月24日(金)に公開を迎える。本作の完成を記念して、福岡市の電気ビルみらいホールで行われたプレミア試写会に、出演者の眞栄田郷敦と監督の橋本光二郎がサプライズ登壇した。
物語の舞台は沖縄の小さな町。オリジナル曲で人気を集める高校生バンドの評判は東京にも届き、彼らはレーベルからスカウトされる。しかし、プロデビューが決まり、喜びの絶頂にいた彼らをある出来事が襲い、バンドは行く先を見失ってしまう。そんななか、彼らに届いた1曲のデモテープと米軍基地に住む一人の少女の存在が、彼らに再び楽器を持たせる。
モデルとして活躍し、甘いマスクで人気を集める眞栄田が突然登場したことで会場は騒然。「もともと音楽が好きで、ギターは半年間練習しました。いまももっとうまくなりたいと思っています」と真摯に語った彼を前にした女性ファンの目はハート状態!
そんな眞栄田のギターの腕前について、橋本監督は「どんどん練習のレベルが上がっていったし、上達のスピードもすごく早かったですよ」と太鼓判を押した。
眞栄田にとって撮影は初めてのことだらけだったが、現場は和気あいあいとした明るい雰囲気だったという。「夕食は沖縄料理を食べに行かずに、森永(悠希)さんの手料理をご馳走になっていました。雑穀米とか出してくれて健康的なんですよ」。
橋本監督は「俺、森永君に謝られたもん。夕方になると、その日になにを作るか、メニューのことばっかり考えちゃう!って」と現場でのエピソードを披露し、会場を笑わせた。
プレミア試写会の最後には、眞栄田が客席にサイン入りのピックを投げるプレゼントも!客席は予期せぬサプライズの連続に大いに沸き、ファンにとってはこの上なく贅沢な夜となった。
なお、劇中で活躍するバンドは半年に及ぶ本格的なトレーニングを経て、「ちいさな恋のうたバンド」、通称“ちい恋バンド”として実際にデビューする。モンパチのヒット曲を引っ提げてライブ活動も行っていくとのことなので、ぜひ映画と併せて注目してほしい!
取材・文/本田哲也