令和の“怪獣初め”は『深海獣』で決まり!特撮ファン垂涎のトーク付き上映イベントも開催
落語を題材にした人気アニメ「昭和元禄落語心中」や「じょしらく」で監修を務めるなど落語家として一線で活躍しながら、自主映画作家の顔も持つ林家しん平。そんな彼の代表作である『深海獣レイゴー』(08)や『深海獣雷牙』(09)に続く「深海獣」シリーズの第3弾『深海獣雷牙 対 溶岩獣王牙』が、このたびついに完成。2019年初夏に劇場公開が計画されている。
正統派古典落語はもちろんのこと、独自の「エイリアン落語」や「ゴジラ落語」など幅広い芸風の持ち主である林家が久しぶりにメガホンをとった本作。前作『深海獣雷牙』で浅草を襲った雷牙が熱海に現れ、地中から出現した溶岩獣王牙と、浅草で激戦を繰り広げた司令官・鬼頭が率いる熱海防衛隊と熾烈な三つ巴の攻防を繰り広げていく。構想に5年の歳月を費やし、林家監督自ら脚本・特撮・美術も手掛けた渾身の一本だ。
本作の特徴はこれまでの「深海獣」シリーズ同様、林家監督の落語家仲間が数多く出演していることと、林家監督の怪獣へのロマンと特撮愛全開で作り上げられた圧巻のディテール。「怪獣映画をつくりたいという根性と、ポケットマネーを叩いてつくりました。特撮は金額じゃあぁねぇよ!怪獣魂と折れない信念だぜ!」と林家監督はコメントしており、その飽くなきこだわりに期待はふくらむばかり。
来たる5月7日(火)には、本作の先行上映イベントが東京・飯田橋のKADOKAWA富士見ビル・神楽座にて開催される。当日は本作の上映に加えて林家監督が2003年に製作した『駕瞑羅4 真実』の特別プロローグ上映、さらに林家監督が「平成ガメラ」シリーズの金子修介監督と「ゴジラ」シリーズで3作メガホンをとった手塚昌明監督とともに怪獣・特撮談義を行うトーク・コーナーも予定されている。こちらの申し込みは明後日24日(水)の正午までとなっているため、ファンは急ぎチェックしてほしい。
VFX技術の進歩によって特撮映画に大きな変化が生まれた平成が終わり、いよいよ始まる令和という新時代に、突如として出現する“竹槍的昭和特撮・ミニチュア合成”の本作。往年の特撮ファンはもちろんのこと、5月31日(金)から日米同時公開される最新鋭の技術を駆使したハリウッド版「ゴジラ」最新作を待ちわびている人も、本作の先行上映イベントに参加し、一足早く令和の“怪獣初め”をしてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬
日時:5月7日(火)17:00開場/17:30開演
場所:KADOKAWA富士見ビル1F 神楽座(東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1F)
<イベント内容>
・特別プロローグ上映「駕瞑羅4 真実」(45分)
・新作映画「深海獣雷牙 対 溶岩獣王牙」上映(1時間26分)
・ゲストの金子修介監督+手塚昌明監督とのメイキング・スライド・トークショー(45分予定)
※司会&インタビュー=木原浩勝氏
<応募方法>
無料イベントになります。下記のアドレス宛てにメールで応募ください。
応募先:クロスロード メールアドレス=crossr@sepia.ocn.ne.jp
抽選のうえ、当選者のみ受付IDをメールにて発行させていただきます。
※なお、イベント会場の席指定はございません。
・メールには、応募者のお名前(フリガナも)、連絡先を明記のうえ、ご応募ください。
締切りは4月24日(水)12時必着。
イベント当日は、返信メール等、受付IDを確認できるものをご持参ください。