松田るかの次は浅川梨奈に“としまえんの呪い”が!?北原里英も「ネタバレしそうで怖い」とヒヤヒヤ

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松田るかの次は浅川梨奈に“としまえんの呪い”が!?北原里英も「ネタバレしそうで怖い」とヒヤヒヤ

東京都練馬区にある老舗遊園地「としまえん」を舞台に繰り広げられる『映画 としまえん』が10日に公開初日を迎え、ユナイテッド・シネマとしまえんにて初日舞台挨拶が開催。主演の北原里英を筆頭に、小島藤子、浅川梨奈、松田るか、さいとうなり、小宮有紗、そして高橋浩監督が登壇。先月行われた完成披露試写会の際に、上映前にもかかわらずうっかりネタバレ発言をしてしまった松田は冒頭から「2度目はないぞと自分に言い聞かせて頑張ります!」と宣言し、全員がネタバレに気を付けながら舞台挨拶に臨んだ。

ネット上で数多く語られている“としまえんの呪い”の噂や都市伝説をもとに、としまえん全面協力によって製作された本作。高校時代の友人たちと「としまえん」を訪れた大学生の早希は、そこである古い洋館を見つける。「古い洋館の扉を叩いてはいけない」という噂を知りながら、冗談半分で扉を叩いてしまう早希たち。それをきっかけに彼女たちの周りで不思議な現象が次々と襲い掛かり、友人たちが1人ずつ姿を消していってしまう…。

主人公の早希を演じた北原は、ちょうど1年前の撮影を懐かしみながら「1年経ってようやくみなさんに観てもらえる、不思議な気持ちです」と述懐し「としまえんの真横の映画館で初日を迎えられてだいぶハッピーでございます。全国で一番この映画館で観てもらわないといけない気がしているので、このユナイテッド・シネマとしまえんが“聖地”になったらうれしいと思います」と語った。

ホラー映画では撮影中に怪奇現象が起こるのが定番となっているが、MCからそれについて訊かれると北原は「なかったので、次の質問にいきますか」と即答。浅川も「話すことがあまりにもなさすぎてそれがホラーです」と語り、その勢いに乗せてうっかりとネタバレの地雷を踏んでしまい、あるメンバーから「それネタバレじゃない?」とツッコミが。舞台挨拶でネタバレをしてしまうという新たな“としまえんの呪い”が浅川に降りかかったことに、松田は大喜びで右手を高々と掲げガッツポーズ。浅川は「松田さん、すいませんでした」と平謝りし、会場の笑いを誘った。

その後もさいとうが自身の演じたかやについて語っていると、「ネタバレしそうで怖い」とビクビクしながら話をさえぎる北原に、浅川は「ネタバレしていこう!」と開き直る一幕も。さらに小宮もネタバレに気を付けながら、自身が演じた由香という役柄について簡潔に説明しつつ「観ていただいてからのお楽しみです。上映前なんで、なにも言えることないんですよ、私」と苦笑いを浮かべていた。

そして本作の公開を祝して「としまえん」の依田龍也社長からキャスト陣に花束が進呈され、公式キャラクターのエルちゃんとカルちゃんも応援に駆けつける。キャストを代表してマイクを取った北原は「エルちゃんとカルちゃんが来てくれて明るい子供向け映画のように思えますが、内容はドロドロしたホラーになっております。ホラー映画が苦手な方でもギリ観れる映画だと思うので、ホラー映画食わず嫌いの1本目の作品にしてもらえたらいいなと思います」とアピールした。

取材・文/久保田 和馬

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