ネグレクトした母を赦せるか…話題のWOWOWドラマ「悪党」、第2話のあらすじは?
オリジナルという強みを活かし、骨太で見ごたえのあるドラマを数多く生みだしてきたWOWOW。その最新作で、瀬々敬久監督が薬丸岳の小説を映像化した「連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~」が、現在放送されている。衝撃のラストを迎えた第1話を振り返り、気になる第2話のあらすじをチェックしよう。
第1話では、姉を殺された過去を持つ探偵の佐伯(東出昌大)が、かつて息子を殺された細谷(渡辺いっけい)から「犯人のいまを調べて、赦すべきか赦さざるべきか判断してほしい」という依頼を受け、加害者の坂上(青柳翔)の調査を行うことに。坂上からある決定的な一言を聞き「赦すべきではない」と判断した佐伯だったが、そのことにより坂上が細谷によって刺されるという事件が発生してしまう。
そんな衝撃的なラストに続く第2話。細谷の起こした事件により、心に負い目を感じる佐伯だが、一方で姉の殺害犯への復讐心は日に日に強くなっていき、犯人グループの1人で、いまはラーメン店の店主として社会に復帰した田所(三浦誠己)の身辺調査を開始。田所が執拗に迫るキャバクラ嬢のはるか(新川優愛)に近づいていく。
またそのころ、所長の木暮(松重豊)の気まぐれから、加害者のいまを探る被害者からの依頼を専門的に募る方針となった事務所には、早見(寛一郎)という青年から、かつてネグレクトで弟を虐待死させた実の母親、紀子(山口紗弥加)の行方を捜してほしいという依頼が舞い込んでくる。細谷が起こした事件から、気乗りしない佐伯だったが、調査を進めると、紀子が夫と共に弁当屋を営んでおり、新たな命を宿していることを突き止める。果たして母を強く憎む早見が下す決断とは…。
毎話、舞い込んでくる依頼をメインのストーリーとしながら、その裏で徐々に動き出していく佐伯の過去との決着。物語に厚みが増し、さらなる衝撃が連続していく展開には、次回が待ちきれない!
文/トライワークス