どの“初恋”を選ぶ?清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗が体現する3つの恋模様
初メジャー作品となった『溺れるナイフ』(16)で興行収入7億円のスマッシュヒットを記録し、今年2月に公開された『21世紀の女の子』(19)では企画・プロデュースを手掛け、将来有望な若手女性監督たちを束ねあげた山戸結希監督の最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』(6月28日公開)。このたび本作から、それぞれ違った個性を放つ“3つの初恋”を映しだした場面写真が一挙に到着した。
「5時から9時まで」などで知られる相原実貴の伝説的少女コミック「ホットギミック」を原作にした本作は、平凡な女子高生の成田初が3人の魅力的な男性との恋に揺れ動く様を描いた青春恋愛映画。初役を演じるのは、乃木坂46のメンバーで本作で劇映画初出演を飾る堀未央奈。そして清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗をはじめとした実力派俳優たちが脇を固める。
このたび到着した場面写真は全部で4枚。ある秘密を握られたことから同じマンションに住む亮輝(清水)の命令に振り回されるようになる初。初への一途な恋心とは裏腹に傲慢な態度をとってしまう亮輝の不器用な姿と、遠慮しがちな初の性格を感じ取ることができるワンシーン。そしてそんな亮輝とは対照的なもう1人の幼なじみ、梓との溶けるような恋を感じさせる、華やかでありながらもどこか危うい重要なシーン。
さらに常に初を気にかける兄の凌の優しさと、彼が初に向ける家族以上の愛情がにじみ出るワンシーンに加え、彼らと初が物語の舞台となるマンションの前で一堂に会す一幕も。自分へ一途な想いを抱いてくれる亮輝と幼い頃から憧れの存在だった梓、そして兄として寄り添ってきた凌。初が悩みもがきながらたどり着く初恋の答えとは一体…?
また現地時間6月15日(土)から開催されるアジア最大規模の公認映画祭、第22回上海国際映画祭において本作で主演を務める堀が「アジア新人映画部門・優秀女優賞」にノミネートされたことも明らかに。昨年は清原惟監督の『わたしたちの家』(17)で河西和香と安野由記子がノミネートされるも受賞はならず。映画初出演で初主演、そして映画祭初参加となる堀が受賞した場合、日本人女優初の快挙となる。受賞結果の発表は21日(金)。本作から届けられる吉報に大いに期待したい。