佐伯が下した究極の決断とは…話題のWOWOWドラマ「悪党」気になる最終話のあらすじは?
オリジナルという強みを活かし、骨太で見ごたえのあるドラマを数多く生みだしてきたWOWOW。その最新作で、瀬々敬久監督が薬丸岳の小説を映像化した「連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~」が、現在放送中だ。探偵・佐伯(東出昌大)がついに姉の事件の主犯格へとたどり着く第5話を振り返り、気になる最終話のあらすじをチェックしよう。
姉殺しの犯人のひとり寺田(山中崇)による冬美(新川優愛)への暴行をきっかけに物語が急展開した第5話。寺田が逮捕されることで、過去が明るみに出るのを恐れた田所(三浦誠己)は、寺田を亡き者にするが、逮捕されてしまう。一方、自らの暗い過去を佐伯に話すと、そのまま行方を消してしまった冬美。佐伯は怒りを抱えたままでは幸せになれないと悟り、探偵をやめることを決意するが、所長の木暮(松重豊)から最後の依頼として姉の事件の主犯格である榎木(波岡一喜)の調査を命じられる。
最終話、戸惑いながらも調査を開始する佐伯だったが、勤め先の自動車整備工場を訪れると、榎木は病気で入院し、ガンで余命いくばくということが判明する。そして病床の榎木と対峙した佐伯だったが、悪党のまま死ぬことを覚悟し、謝罪も後悔も全く示さない榎木に、怒り狂いついにはナイフを取り出し…。その瞬間、彼の容態が急変し、面会謝絶となってしまう。
悪党はしょせんどこまでも悪党のままなのか?どうすれば犯罪被害者は救われるのか?悩みさまよう佐伯。そんな彼に対し、木暮は辛い過去をもつある一家に会わせて、自分の運命に立ち向かうように叱咤。そして佐伯は、榎木の最期に、ある究極の行動をとることになる…。
ついに終わりを迎える佐伯の過去との戦い。彼が下した決断とはいかなるものなのか?その壮絶な最後をぜひ見届けてほしい。
文/トライワークス