アカデミー賞ノミネート予測 助演男優賞編
アカデミー賞助演男優賞候補については熾烈な闘いが予想されるためか多くのメディアが予測を出しているが、今回は業界紙ハリウッドレーポーターが発表した予測をご紹介!
現在最有力候補に挙がっているのは、実在するボストン出身のボクサー、ミッキー・ウォードと彼の従兄弟でトレーナーのディック・ エクランドの描いた『ザ・ファイター』(3月26日公開)でディックを演じているクリスチャン・ベール。体重だけではなく髪の毛まで抜いてヤク中だったディックになりきっているベールには、すかしたバッドマンの面影は見当たらない。
ほかには『シャイン』(96)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した経験を持つ『英国王のスピーチ』(2月26日公開)のジェフリー・ラッシュ、次期ハルク役に抜擢された『キッズ・オーライト』(GW公開予定)のマーク・ラファロ、『Winter's Bone』(日本公開未定)のジョン・ホークスが名を連ねている。
そして今回、様々な賞レースの結果から同紙が注目しているのは『ハート・ロッカー』(09)で同主演男優賞にノミネートされた『ザ・タウン』(2月5日公開)のジェレミー・レナーだ。同作でメガホンを撮り、主演も兼ねているベン・アフレックの実力も大いに見直されているが、同作の成功の鍵は銀行強盗のワルを演じているジェレミーによるところが多いと絶賛されている。また『The Way Back』のエド・ハリスはノミネート候補からもれたようだ。【NY在住/JUNKO】
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