ウィリアム王子、「子どもがLGBTQでもサポートする」発言に世間の声は?

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ウィリアム王子、「子どもがLGBTQでもサポートする」発言に世間の声は?

ウィリアム王子が、ロイヤルファミリーのメンバーとしては初めて、ロンドン市内にあるLGBTQとホームレスの若者を支援するチャリティ団体、Albert Kennedy Trustの施設を単独訪問した。

同チャリティの会合で、「自分の子どもたちから同性愛者であることを打ち明けられたらどうしますか?」という率直な問いに対して、「全く構わない。彼らがどんな決断をしても尊重する。親として当然のこと」だと述べたウィリアム王子。その一方で、「心配なのは、我が子が同性愛者だということではなく、その事実を世間がどんな風に受け取り、またリアクションをするかだ。子どもたちが世間のプレッシャーに苦しめられないか、親としてはそれが心配だ。私たち皆がそういったものをなくすように努めなくてはならない」と付け加えた。

一歩間違えば、「口先だけ」といった声があがりそうなもの。しかし、ウィリアム王子と言えば、2016年にはロイヤルファミリーとしては初めて、イギリスのゲイ向け雑誌「Attitude」の表紙を飾り話題を呼んだ人物であることから、今回の発言についても真意であると捉えた人たちが多かった様子。

「さすがウィリアム王子!」「人柄のよさがにじみ出ている」「故ダイアナ妃とエリザベス女王から受け継いだ、稀に見る寛容さと心の広さを兼ね備えている」「これぞ、これからを担う国王の姿」「彼には嘘がない」と絶賛の声が多数寄せられている。

しかし一部からは、心配の声が。それというのも、2017年にウィリアム王子とキャサリン妃一家がドイツを訪問した際に、ジョージ王子がヘリコプター内で、膝を少しかがめながら両手を頬に当てて微笑んでいる写真について「ゲイ・アイコン」と書きたてられたことや、2018年のヘンリー王子とメーガン妃の挙式でページボーイを務めた際の、ジョージ王子の振る舞いをアメリカ人の作家が「ゲイっぽい」とインスタグラムで揶揄したことがあるからだ。

もちろん、「4歳の子どもに対してありえない」「一線を越えた」として大炎上する騒ぎになったが、「もしかして将来の布石だったりして」「エリザベス女王の従弟も昨年同性婚したし、メーガン妃も受け入れたし、英王室は一番開かれているのでは?」「何でも受け入れられる時代になるといいな」といった意見も飛び交っているようだ。

NY在住/JUNKO

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