臼田あさ美、福島リラ、鹿賀丈史らが集結!『蜜蜂と遠雷』追加キャストが発表

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臼田あさ美、福島リラ、鹿賀丈史らが集結!『蜜蜂と遠雷』追加キャストが発表

第42回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞と優秀助演女優賞のダブル受賞を果たした松岡茉優が主演を務め、史上初めて直木賞と本屋大賞をダブル受賞する快挙を成し遂げた恩田陸の同名小説を実写映画化した『蜜蜂と遠雷』(10月4日公開)。このたび本作に出演する追加キャスト陣が発表された。

本作は国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す若き4人の天才ピアニストたちの挑戦と、彼らに待ち受ける運命、そして成長を描いた物語。ピアニストになることから逃げてきた元天才少女の亜夜役を松岡が演じるほか、サラリーマン奏者の明石役には松坂桃李、優勝大本命のエリートであるマサル役には森崎ウィン、そして謎の少年・塵役を新人俳優の鈴鹿央士が演じる。

このたび彼ら4人のピアニストを取り巻く追加キャストとして発表されたのは、世代も国境も超えた9名の実力派俳優たち。明石の妻である高島満智子役には臼田あさ美、マサルと同じ音楽院に通うジェニファ・チャン役には『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)など国際的に活躍する福島リラ。さらにピアノ調律師役に眞島秀和、謎のクロークの女役に片桐はいり、作曲家の菱沼忠明役には名バイプレイヤーの光石研。

さらに亜夜を見守る田久保寛役をベテラン俳優の平田満が演じ、マサルの師であるナサニエル・シルヴァーバーグ役には『イレブン・ミニッツ』(15)などに出演したポーランドの名優アンジェイ・ヒラが。またコンクールの審査委員長でピアニストたちの命運を握る嵯峨三枝子役を斉藤由貴が演じ、世界的指揮者の小野寺昌幸役を鹿賀丈史が演じる。

映像化不可能と言われた原作の繊細な世界観を具現化するために、日本最高峰のピアニストたちがそれぞれの役に沿った演奏で“音楽”を作り上げるなど、徹底的に“本物”を追求した本作。様々な作品でその存在感を発揮する実力派キャストたちが、若き4人のピアニストたちの物語をどのように彩り、そして深みを与えてくれるのか。本作の公開がますます楽しみだ。

文/久保田 和馬

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