占拠されたホテルを舞台に、衝撃の実話が明かされる…『ホテル・ムンバイ』予告映像&ポスターが到着
第88回アカデミー賞で撮影賞、作曲賞、音楽編集賞にノミネートされた『ボーダーライン』(15)の製作陣が放つ『ホテル・ムンバイ』の日本公開が決定し、9月27日(金)から公開される。このたび、予告映像とポスターが到着した。
本作は、2008年にインドのムンバイで起きた無差別同時多発テロによって占拠された5つ星ホテルのタージマハル・パレス・ホテルを舞台に、ホテル内に閉じ込められた500人以上の人質たちを救おうとした名もなき人々の知られざる真実の物語を描く。
主演は『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(16)で第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたデヴ・パテルが務め、自らの命が危険になろうとも宿泊客を守る給仕役を熱演する。さらに、アメリカ人旅行客のデヴィッド役を『君の名前で僕を呼んで』(17)や『ビリーブ 未来への大逆転』(18)のアーミー・ハマーが演じる。また、監督は本作が長編初監督作品となるアンソニー・マラスが手掛けており、これまで短編映画で世界的評価を得ているマラス監督は、本作において極限の状況を丹念に描写したことで、ヴァラエティ誌が選ぶ「2018年注目すべき映画監督10人」に選ばれるなど注目を集めている。
到着した予告映像では、2008年にインドのムンバイで起きた無差別同時多発テロの模様とともに、タージマハル・パレス・ホテル内に侵入したテロリストたちが宿泊客たちを襲撃する凄惨な様子を映しだす。緊迫した状況のなかホテル内に閉じ込められた宿泊客を脱出させるため、立ち上がる人々の勇気と決意に思わず心打たれるものとなっている。
痛ましいテロ事件に巻き込まれたホテルの宿泊客を救うべく、立ち向かった“名もなき英雄たち”の実話を『ボーダーライン』製作陣のリアリティあふれる映像によって紡いだ本作。“銃”に“信念”で挑んだ人々の真実に涙があふれることは間違いない!
文/編集部