ブラッド・ピット、ジョン・レノンを演じる!?
ブラッド・ピットが、故ジョン・レノンの役を演じるべく水面下で動いているらしい。
昨年は、レノンが生きていれば70歳、マンハッタンの自宅アパートの前で凶弾に倒れて30年という節目の年だったため、レノンを描いた映画やイベントなどが数多く開催された。
それには少し遅れているが、「ブラッドは、レノンの映画をプロデュースすると共に、レノンを演じたいと思い続けてきたんです。ブラッドが脚本も書き上げていたので、最近、レノンの妻オノ・ヨーコとプロジェクトについて話し合う機会があり、彼女の許可を得たようです。真実を描いてくれる限りは、彼女も映画化には乗り気のようです」とデイリー・エクスプレス紙に関係者が語っている。
レノンを演じるに当たって、一番必要なのは歌唱力だが、「ブラッドは、レノンの吹き替えではなく自分で歌を歌いたいと思っているので、歌のレッスンもするつもりでいるんです。どうしてもそれが使い物にならなかった場合は、レノンの声を使うことになるでしょう。ブラッドは既にビデオや文献でレノンの世界に浸りきっていて、かなりレノンの仕草や口調などを把握し、なりきっている」のだそう。
かつてデヴィット・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』(99)がブロードウェイの舞台になるという話が持ち上がった際に、同作に出演していたエドワード・ノートンは乗り気だったが、ブラッドは歌を歌わなくてはならないと理由で断ったため企画が頓挫したという噂があったが、レノンになりきったブラッドの歌声が聞けるのは時間の問題かもしれない。【NY在住/JUNKO】
作品情報へ