佐藤健の有村架純へのアドバイスに、波瑠が嫉妬!?「苦労を経験したものとして…」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
佐藤健の有村架純へのアドバイスに、波瑠が嫉妬!?「苦労を経験したものとして…」

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佐藤健の有村架純へのアドバイスに、波瑠が嫉妬!?「苦労を経験したものとして…」

8月2日(金)に公開される映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の完成報告記者会見が、7月16日に都内にて開催され、声優を務めた佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシが登壇。さらに、ドラクエ生みの親である堀井雄二、作曲を担当したすぎやまこういち、山崎貴総監督、八木竜一監督、花房真監督もステージに立った。

ケンドーコバヤシ、山田孝之、波瑠、佐藤健、有村架純、坂口健太郎(左から)が登壇
ケンドーコバヤシ、山田孝之、波瑠、佐藤健、有村架純、坂口健太郎(左から)が登壇

国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの人気作「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を、『アルキメデスの大戦』の山崎貴が総監督、脚本を手掛けて3DCGアニメ化した本作。魔物たちから妻を取り戻そうとしたパパスを目の前で殺された息子リュカは、10年後、父の遺志を継いで再び冒険に旅立っていく。

今回、堀井は制作陣への指示として、「ゲームをやっていない人にも分かるように」とオーダーしたそうで、「その点でよくできています」と出来栄えに自信を見せた。また、すぎやまは「作曲するうえでは、ゲームでは“聴き減りしない”ことを心掛けていますが、今回の再編曲ではそれぞれの曲の色をはっきり出すようにしました。そして、オーケストラの良さを感じて、音楽にもなにか語らせてほしいと思って取り組みました」とコメント。

山崎総監督は「実写化されたとしても大丈夫な、お芝居ができる役者さんに演じていただき、声だけじゃなく気配も参考にさせてもらってアニメーションを作っていきました。主人公の佐藤さんに対しては『背負ってくれたな』と思います。真摯に向き合ってやりきってくれた」と振り返った。

そして、リュカ役を演じた佐藤は「声の表現というのは初めてだったので難しかったです」と感想を述べたが、ビアンカ役の有村が「佐藤さんから『舞台に立っているように表現するとよりよくなる』というアドバイスをいただいて、その言葉を胸に演じました」と話すと、「本当に?」と照れている様子。

慌てて佐藤は「補足してもいいですか?」と言葉を挟み、「クランクインのとき、1日なにもつかめず、2日目になんとなく分かってきて、3日目に有村さんと合流したんです。そこで僕の初日のように苦労されている有村さんを見て、いち早く苦労を経験したものとして言わせていただいた次第です…」と弁明していた。

そんななか、フローラ役の波瑠が「私はアドバイスをいただいてなくて。それがなんでか分からないし、納得もしていないんですけど。(いまこの話を聞いて)えっ?と思いました」と嫉妬心を見せると、佐藤は「最初から上手だったから…」とタジタジに。MCが「坂口さんはアドバイスをもらいました?」と続けようとすると、佐藤は「いらんなぁ、それは!」と突っ込みを入れ、会場を笑わせていた。

取材・文/平井 あゆみ

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