松重豊&北川景子が“男の妊活”に奮闘!『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』予告映像とポスターが到着

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松重豊&北川景子が“男の妊活”に奮闘!『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』予告映像とポスターが到着

作家のヒキタクニオが自らの体験をもとに書き上げた同名エッセイを映画化した『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』が10月4日(金)から公開。このたび、予告映像とポスターが到着した。

映画初主演を飾る名バイプレイヤーの松重豊と、『の・ようなもの のようなもの』(16)や『スマホを落としただけなのに』(18)などに出演する北川景子が夫婦役を演じる本作は、一般的にはまだまだ馴染みの薄い“男の妊活”をテーマにした物語が描かれていく。

作家のヒキタクニオ(松重)は、ふた回り近くも歳が離れた妻のサチ(北川)と仲良く楽しい毎日を過ごしている。子どもは作らずに2人だけでやっていこうと思っていたヒキタとサチだったが、ある日、サチから突然、「ヒキタさんの子どもに会いたい」という一言が飛び出したことで生活は一変。“男の妊活”をスタートさせることになる。

到着した予告映像では、ヒキタ夫婦の生活の模様が映しだされる。子どもは作らずと考えていたクニオだったが、サチの「ヒキタさんの子どもに会いたい」という一言で状況が変わり、妊活に励む姿が描かれる。医師から「精子の8割は動いていない」という宣告を受けたクニオは健康な精子を取り戻すため、“禁酒”や“運動”はもちろん、“桃缶を食べる”ことや“断食”、さらには“墓参りに行く”など、出来ることをすべて行動に移していく真面目な姿勢に、思わず笑いがこみ上げる。

しかし、ヒキタの努力とは裏腹に、なかなか結果が出ず、「子どもが普通に生まれることだけで奇跡なのだ」と力なく発するセリフや、父親からの強い反対に遭うサチが「ヒキタさんとだから頑張ってるの!」と言葉を放つ様子、そして悔しさとともに自身を殴りつけるヒキタの姿など、“妊活”を通して確かめられる夫婦の愛に、思わず心が揺さぶられる。

男の妊活というテーマをユーモア交え真正面から描いた本作。2人で支え合い、明るく前向きな気持ちで困難を乗り越えようとするヒキタ夫妻にしみじみと温かい気持ちになることは間違いない!

文/編集部

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