染谷将太、ダンスシーンを演じる覚悟するも「幸い演じることはなかった」と一安心

映画ニュース

染谷将太、ダンスシーンを演じる覚悟するも「幸い演じることはなかった」と一安心

入間人間による人気ライトノベルを実写映画化した『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(1月22日公開)の公開を記念し、1月14日、出演者の染谷将太と瀬田なつき監督、音楽を担当した木下美紗都が登壇するイベントが行われた。

同イベントでは、瀬田監督の過去の作品『あとのまつり』(09)、『港の話』(06)の上映が行われ、染谷は「『あとのまつり』は瀬田監督の短編の中で一番好きかもしれません。『港の話』『あとのまつり』は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』に非常に通じるところがあると思います」と話した。また、埋め立て地や港が好きで散歩をするという染谷は、「瀬田監督の作品はロケーションが非常に良くて、好きな方も多いと思います。表面的に格好良くても、どこか切ない感じを受けますよね」とお気に入りの様子。

瀬田監督について、染谷は「瀬田監督とお仕事をすると決まった時、『あとのまつり』で印象的なダンスのシーンを演じる覚悟しましたが、幸い演じることはなかったです(笑)。瀬田監督の作品を見て、それぞれのキャラクターをきっちり固めているかと思ったのですが、現場でみんなの意見を取り入れて作り上げていくのは意外でした」と、撮影時の印象を語った。瀬田監督は「染谷さんとは移動のロケバスなどでよく一緒になっていたので、作品作りや大政さんの仕草など、よく作戦会議をしました」と振り返り、今までの作品を見返して、「作品のメイン写真がみんな男女ふたりの写真だったことに気がつきました。“ボーイ・ミーツ・ガール”の作品が多く、根底のテーマには現在が過去を反射してがつんと来るものを心がけています」と明かした。

今作について瀬田監督は、「女性は比較的“素”を活かして演じてもらうことが多く、男性に少しキャラづけすることが多かったと思います。今回のみーくんはヒーロー的な要素もあります」と染谷の見どころをアピールした。【MovieWalker】

関連作品