気軽に行ける無料イベントに、“〇〇しながら映画鑑賞”も!?…2019年夏の野外上映イベントをチェック！

長らくスッキリとしない天気が続いていたが、今週中にも関東以西では梅雨明けと言われており、夏本番もすぐそこ。開放的な気分になれる“夏”を盛り上げてくれるのが、各地で行われる野外上映会だ。ということで、この夏注目のイベントを紹介していきたい！

都心からのアクセス抜群！ライトに楽しめる都市型イベント

まず紹介したいのが、都心近くで開催され、無料のため気軽に足を運びやすいイベントたち。「新宿シネマ＆バル」の一企画として27日(土)まで開催されている「Screen@Shinjuku Central Park 2019」は、新宿駅から徒歩10分の新宿中央公園・水の広場が会場という超好立地。『プラダを着た悪魔』(06)『メン・イン・ブラック』(97)『スタンド・バイ・ミー』(86)『グレイテスト・ショーマン』(17)と、誰もが楽しめるラインナップに加え、クラフトビールをはじめとしたキッチンカーによる飲食販売もあり、仕事帰りにぷらっと立ち寄るにはもってこい！

また同イベントの一環として、新宿サザンテラスでは「Screen@Shinjuku Southern Terrace」も8月2日(金)・3日(土)に実施。『ジュラシック・ワールド』(15)『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(17)という夏休みにぴったりな作品を楽しむことができる。

7月26日(金)〜8月25日(日)にかけて毎週金・土・日曜日に、恵比寿ガーデンプレイスでは「ピクニックシネマ2019」を開催。広場に敷き詰められた芝生の上で開放的な気分で映画を鑑賞できるこのイベント。ラインナップは、『オズの魔法使』(39)といった古い名作から、是枝裕和監督の『奇跡』(11)などの邦画、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)ほか恵比寿という場所にピッタリなオシャレな作品など、バリエーション豊かな品ぞろえに。こちらは「YEBISU GARDEN PICNIC 2019」というイベントの一企画であり、映画鑑賞と同時に様々なデリやお酒を楽しめるものとなっている。

都心からは少し離れるが、7月27日(土)には「ねぶくろシネマ＠川崎競馬場」が行われる。上映作品はアカデミー賞を4部門受賞し、日本でも旋風を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(18)。かつてギネスにも認定された幅72m×高さ16m (※2画面で上映)という超巨大なスクリーンでの上映は迫力満点なこと間違いなし。ライブシーンでは一緒に曲を口ずさんだりと、野外上映ならではのフランクに作品を楽しみたい人にはうってつけだ！

〇〇しながら映画が楽しめるユニークな上映会

ユニークな野外上映も多数開催される今年の夏。あきる野市にある東京サマーランドでは、8月1日(木)・2日(金)に「DC ナイト in Ukiwa de Cinema」が行われる。プールサイドに巨大スクリーンを配置し、浮輪を座席として楽しむことができるというこのイベントでは、そんなロケーションにぴったりの『アクアマン』(18)と、同じくDCコミックス原作のヒーロー映画『シャザム！』(18)を2夜連続で上映する。

8月3日(土)・4日(日)には江東区の若洲公園キャンプ場にて「the good day TOKYO w/ wakasu BBQ 2019」が実施される。3日の夜に『スチュアート・リトル』(99)が上映されるこのイベントは、手ぶらで楽しめるバーベキューがセットになっている。会場にはハンモックも設営されており、ゆらゆらと揺られながら映画を観るというオツな時間が楽しめることだろう！

こんなところでも！東京以外の情報もチェック！

東京近郊以外でも、全国の様々な場所で開催される野外上映会。34回目を迎える老舗イベント「星空の映画祭」は、7月26日(金)～8月18日(日)に、長野県の八ヶ岳自然文化園で行われる(※2・3日を除く)。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)『翔んで埼玉』(19)など最新ヒット作を中心に、インドのドキュメンタリー『あまねき旋律(しらべ)』(17)のようなマニアックな作品までを、野外映画館としては日本一標高の高い大自然の中で鑑賞できるという至高の体験が味わえる。

8月13日(火)には、鹿児島県のJAXA種子島宇宙センター内広場では、初の試みとなる「種子島宇宙映画祭〜宇宙に一番近い映画祭〜」が行われる。作品ラインナップは宇宙にちなみ、『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』(77)と『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』(05)の2本を上映。“世界一美しいロケット発射場”と称される場所で『スター・ウォーズ』を楽しむという、ロマンありまくりな体験を味わえるだろう。

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これら以外にも、いろいろな野外上映イベントが開催予定の今年の夏。映画館での鑑賞とは一味も二味も異なる、開放的な映画体験を楽しんでみてはいかがだろうか？

文/トライワークス