SF映画の金字塔を圧巻の大スクリーンで!『ブレードランナー』IMAX上映が決定
1982年に公開され、その後のSF映画のみならず映画界全体に多大なる影響を与えたリドリー・スコット監督の傑作『ブレードランナー』。その劇中の年代と同じ2019年を迎えた今年、ついに本作がIMAXシアターで上映されることが決定。約3分の予告映像が解禁された。
フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作にした本作は、放射能で汚染され酸性雨が降りしきる2019年のロサンゼルスが舞台。強靭な肉体と高い知能を持ち合わせたアンドロイド“レプリカント”5体が人間を殺して逃亡し、彼らを処刑するためにレプリカント専門の賞金稼ぎ“ブレードランナー”であるデッカードが追跡を開始していく。
初公開から10年が経った1992年にスコット監督編集による『ブレードランナー ディレクターズ・カット 最終版』が公開され、公開25周年となる2007年には『ブレードランナー ファイナル・カット』が公開されるなど、いくつものバージョンが存在していることでも知られている『ブレードランナー』。今回IMAXシアターでは、スコット監督が一番好きなバージョンだと公言している『ファイナル・カット』が上映される。
近未来SFとして先駆的で秀逸なビジュアルと哲学的要素が強いストーリーが高く評価され、ひとつひとつのシークエンスについて熱い議論がいまだにつづけられている本作。是非ともこの機会に、圧巻の大スクリーンとパワフルな音響が味わえるIMAXシアターで“伝説”を目撃してほしい!『ブレードランナー ファイナル・カット』は9月6日(金)から、IMAXシアターにて2週間限定上映される。
文/久保田 和馬
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