イケイケから大人コーデに!キャサリン妃の美脚ミニスカヒストリー
ヘンリー王子夫妻の第1子、アーチーくんの洗礼式が今月6日に行われ、親族で撮影した記念写真が大いに話題となった。アーチーくんに次いで注目を集めたのは、新米ママのメーガン妃…ではなく、実は超ミニワンピを着たキャサリン妃だった。華やかなピンク色のミニドレス、しかも膝上丈で美脚があらわだったこともあり、一部メディアからは「洗礼式の主役の座を奪ってしまった」との批判の声もあったほどだ。3児の母となり、近年ますますエレガントな魅力が増しているキャサリン妃だが、ミニスカートは独身時代からのお気に入りアイテム。イケイケ女子時代から、年を追うごとに進化を遂げていったキャサリン妃のミニスカヒストリーとは?
独身時代の“パリピ風”ミニスカ
大学を卒業する前年から、ウィリアム王子と交際を開始していたケイト・ミドルトン嬢(当時)。しかしウィリアム王子は、「28歳か、あるいは30歳になるまでは結婚したくない」と公言しており、結婚はまだ遠い先の話のようだった。そして交際3年目の2007年4月、ついに破局が報じられたが、パパラッチは“元・お妃候補”から離れようとしなかった。破局後のミドルトン嬢は、別れの痛手を忘れるためか自暴自棄気味だったのか、パーティやナイトクラブへと頻繁に出向いていたため、大いにゴシップメディアを賑わせる存在に。当時のミドルトン嬢の肩書は、「25歳:Jigsaw(=服飾メーカー)でアクセサリー・バイヤーのアルバイト中」で、この時期はイケイケなファッションが多かった様子。スカートの短さが災いして“パンチラ”を撮られてしまったこともあったが、人々の好奇の目を跳ね返すような、派手めで強気な印象のミニスカ姿も魅力的だ。
婚約・結婚してからのご公務ミニ
ウィリアム王子との破局期間は短く、わずか数か月でカップルは元さやへ。その後の交際は順調で、2010年10月に婚約、2011年4月にはご成婚となった。晴れて英王室の一員となったキャサリン妃は、直後から様々な公務に出席するようになったが、初年度のファッションは試行錯誤の連続だったようだ。結婚の2か月後に行われたカナダツアーでのファッションは、極細のウエストと美脚を強調したボディコンシャスなミニワンピースを度々着用し、そのスタイルのよさが注目の的となった。しかし、植樹イベントでスコップを握る作業の時や、飛行機のタラップを下りる瞬間などは「ミニスカートじゃないほうが…」と言われたことも。また、カルガリー空港で空軍の軍人たちと記念撮影をした際は、強風にあおられてスカートが舞い上がってしまい、「モンロー・モーメント」とメディアに揶揄されたりもした。公務のたびにファッションを俎上に載せられるなかで、時には「フォーマルな場には、もう少し長め丈のほうがふさわしい」との苦言もあったが、キャサリン妃は自分の好みを貫きつつ、高級感のある重め素材のミニやきちんと感を両立させた膝上スーツなどを取り入れ、TPOに合ったミニスタイルを体得していったようだ。
妊娠中、出産後のほっこりミニ+攻めの脚見せ!
マタニティウェアでもミニワンピを愛用していたキャサリン妃。お腹の目立たないふんわりフレアのミニや、ウエストを絞らないシフトドレスを着た姿は、ママらしいほっこりムードが好評で、産後も同じタイプのワンピースが時々登場するようになった。
年ごとにボディコンミニが減り、膝下丈の上品なスカートやマキシドレスの着用が増えてきたキャサリン妃だが、大人っぽさの加わった脚見せスタイルにも挑戦を続けている。2016年9月に着用した膝丈ワンピースは、一見シンプルだが歩くと太ももがのぞくスリット入り。また、同年11月に映画祭へ出席した際に着たロングスリーブのイブニングドレスでは、大胆なスリットで腿の上のほうまで見せたりと、保守的な女らしさに留まらない“攻めの変化球”も持ち味となった。
洗礼式の例を出すまでもなく、マダムらしい品のあるミニスタイルも相変わらず楽しんでいるキャサリン妃。3児の母となっても美脚をしまい込まず、これからも艶やかな大人のエレガンスを見せ続けてほしいものだ。
UK在住/シャオ