『アベンジャーズ』以降のMCUは?今後公開の14作品をコミコン直送レポート!<写真29点>
先日カリフォルニア州サンディエゴで世界最大級のポップカルチャーの祭典、コミコン・インターナショナル:サンディエゴ(SDCC)が開催された。コミコンで最も注目を浴びるのは、“ホールH”と呼ばれる約6500人収容可能の会場で行われる映画やテレビドラマのパネル・プレゼンテーションだ。例年、コミコンのホールH限定で、映画やドラマの最新ティザー映像が公開されたり、出演キャストがサプライズで登場するため、ファンが開場外で徹夜をして待つほどの人気ぶり。
今年のホールHのプレゼンテーションのなかでも、最も注目を浴びたのは現地時間20日に行われたマーベル・スタジオのパネルだ。こちらのパネルでは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「フェイズ4」のラインナップが一挙公開された。プレゼンテーション開始前に客席がざわついたかと思うと、どうやら『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)や『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の監督である、ルッソ兄弟が観客席に座っていたようだ。
プレゼンテーションが開始されると、冒頭に”インフィニティ・サーガ”のハイライト映像が上映された。そしてマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが登壇。”インフィニティ・サーガ”が完結したと語り、いままでMCU作品の成功を支えてきた製作総指揮のルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、スティーヴン・ブルサード、トリン・トランら、重役スタッフ14名をステージに迎えて紹介し、MCUの背景で活躍する人々を讃えた。そしてファイギ氏は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全世界における興行収入が近日中に歴代1位になると発表。実際に翌日の7月21日に、同作の興収は累計27億9020万ドル(約3007億8000万円)に到達。10年間破られることのなかった『アバター』(09)の興収記録を塗り替え、同作が世界歴代1位へと躍り出た。
コミコンのホールHで発表された「フェイズ4」ラインナップの概要は以下の通りだ。
2020年
『Black Widow(原題)』(2020年5月1日全米公開)
現在ロンドンで撮影真っ只中。ケイト・ショートランド監督とキャストのスカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、O・T・ファグベンル、レイチェル・ワイズが、コミコンのために深夜便でサンディエゴまで来て、ホールHのステージに登壇。ヨハンソンは「より深く描かれたナターシャという人物像を演じられているの。彼女の“不完全”な面を観客に観てもらえるのが楽しみよ」とコメントした。
「The Falcon and the Winter Soldier(原題)」(Disney+で2020年秋配信)
アンソニー・マッキーがキャプテン・アメリカの盾を手に、セバスチャン・スタンと共に登壇。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)のダニエル・ブリュールが引き続きヘルムート・ジモ役として登場することが明らかになった。
『The Eternals(原題)』(2020年11月6日全米公開)
中国人女性監督クロエ・ジャオがメガホンを握る、超能力と不死身の体を持った”エターナルズ”と邪悪な”ディヴィアンツ”を描いた作品。サルマ・ハエックやアンジェリーナ・ジョリーらキャストが登壇。アンジーは「MCUファミリーに参加できることの重要さと、ファンに最高の作品を届ける責任を理解しているので、トレーニングに励み、いままでの10倍頑張るつもりです」とコメントした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
9月4日(水)
MovieNEX(4,200円+税)、4K UHD MovieNEX(8,000円+税)発売
8月7日(水)
先行デジタル配信開始
公式サイト:marvel-japan.jp/avengers-endgame
[c]2019 MARVEL
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『MCU ART COLLECTION』
9月4日(水) 全20作品数量限定発売 予約受付中
本体サイズ:B4
収録ディスク:ブルーレイ本編1枚
価格:各3,200円+税
公式サイト:https://www.disney.co.jp/studio/release/marvel-20190904.html
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