草なぎ剛主演『台風家族』特報映像が到着!フラカンが主題歌を書き下ろし
『まく子』(18)など数々の映画に出演する草なぎ剛と『箱入り息子の恋』(13)や『ハルチカ』(17)を手掛けた市井昌秀監督がタッグを組んだ『台風家族』が9月6日(金)から公開される。このたび、本作の主題歌を“フラカン”ことロックバンドのフラワーカンパニーズが担当することが発表され、あわせて本作のために書き下ろした新曲「西陽」が使用された特報映像が到着した。
本作は、市井監督が構想から12年もの間あたためてきた“両親への想い”を形にしたオリジナルストーリー。銀行強盗を企て2000万円の大金とともにこつ然と姿を消してしまった両親の“なんちゃって”葬儀を行うため、10年ぶりに集まったきょうだいたちの、めまぐるしい夏の1日が描かれる。
主演を務める草なぎの共演には、『アイネクライネナハトムジーク』が9月20日(金)の公開を控えるMEGUMIや、『美人が婚活してみたら』(18)の中村倫也、『ミュージアム』(16)や『影踏み』(11月15日公開)の尾野真千子、本作で映画初出演を飾るジャズピアニストの甲田まひるといったキャスト陣が集結した。
このたび本作の主題歌として起用されたのは、“フラカン”の愛称で親しまれるロックバンドのフラワーカンパニーズが書き下ろした新曲「西陽」。市井監督からのラブコールを受けたフラワーカンパニーズのメンバーは快諾し、完成前の試写をみて楽曲を書き下ろしたという。市井監督からの「攻めて下さい」との依頼に、フラワーカンパニーズでボーカルを務め、作詞・作曲を担当した鈴木圭介は「作品を観たその興奮と感触を忘れないうち」に書き上げたそうだが「結果、自分のことを歌ってしまいました」とコメントを寄せた。
あわせて到着した特報映像では、楽曲「西陽」のアップテンポなリズムとともに、姿を消した両親の“なんちゃって”葬儀のために用意された祭壇の前で礼拝する兄妹たちのわだかまりが見え隠れし、波乱を巻き起こす様子が映しだされている。
12年もの歳月を経て生みだされた本作に市井監督はどんな結末を用意しているのか。ひと悶着もふた悶着もありそうなきょうだいたちが巻き起こす騒動を見届ける日が、ますます待ち遠しくなった!