実は超有名人だった！親の“正体”に気づいたセレブキッズの反応は？

パパはキング・オブ・ポップ！

2017年に米テレビショー「グッドモーニング・アメリカ」に出演し、父・マイケルへの思いを語ったプリンス・ジャクソン。マイケルのパフォーマンスと観客のリアクションを目の当たりにするまで、アーティストとしての父の偉大さは認識していなかったという。「でも“キング・オブ・ポップ”だったとわかっているいまでさえ、僕たち兄妹、弟が抱えていることの重みは、ほかの人たちと同じではないと思うんです。だって、僕らにとっては父親なんですから」と話すプリンスは、子どもの頃はマイケルのパフォーマンスをまったく別の視点から見ていたらしい。「僕らがなんとなく(マイケルの偉大さに)気づいたのは、父のコンサートのビデオを観たときです」「憧れのアーティストを目の前にして、女性ファンが感極まって失神するのは見慣れてたんですけど…僕の心を揺さぶったのは、ガッチガチにマッチョな大男たちがコンサートで気を失って、会場から引きずられながら運び出される場面でした。『うむ、これは何かすごいことが起こってるぞ！』って感じでしたね」と、子どもらしい感想を抱いていたことを告白している。

ママはスーパーモデル！

瞬く間に次世代モデルのトップの座に駆け上ったカイア・ガーバーは、自宅のあるマリブ(ロサンゼルス西部で、多くのセレブが住むエリア)のこじんまりとした地域社会のなかで、親子4人の落ち着いた生活を送っていた。しかし、8歳の誕生日のお祝いでディズニーランドに連れて行ってもらったとき、母のシンディ・クロフォードが“普通のママではない”ことを察したという。「何が起こっているのかにやっと気づいたの。私はディズニーのプリンセスたちと記念撮影がしたかったのに、ほかの人たちはみんな、ママと写真を撮りたがっていたのよ！」

カイア同様、モデルの道に進んだ兄のプレスリーは、「母が有名なモデルだということに、10歳ぐらいまで気がついていなかった。撮影セットにも時々連れて行ってもらってたのに！」「小さいころ、待ち伏せしていたパパラッチが突然飛び出てきて、母や僕たち家族の写真を撮ることがあった。両親は『ママの仕事だから、有名人だから』と説明してくれてたけど、有名って何のことなのか、大きくなるまでよくわかっていなかったよ」と、純朴なエピソードを語っている。カイアによれば、「母は多忙な仕事とプライベートを切り離して、できる限りのことをしてくれた」とのことなので、兄妹が平和な幼少期を過ごせたのは、シンディの努力のたまものだったのかもしれない。

UK在住/シャオ