百瀬監督の“ジブリイズム”が、キャラクターデザインや世界観にあふれだす『二ノ国』は必見!
山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁といった世代を代表する俳優たちがキャラクターに命を吹き込んだ青春ファンタジー『二ノ国』(8月23日公開)。
本作は、同名の人気RPGを基にしたファンタジーアニメ。現実世界と隣り合わせにある魔法世界“ニノ国”に迷い込んだ高校生たちが体験する出来事を描く。
製作総指揮・原案・脚本は、「妖怪ウォッチ」など数多くのヒット作を生みだしたゲーム界のトップクリエイター、日野晃博。監督にはスタジオジブリ出身の百瀬義行、音楽は映画音楽界の巨匠である久石譲が務めるなど、ワクワクするような組み合わせが実現した。
メガホンをとる百瀬義行監督はスタジオジブリ時代に、本日8月16日に「金曜ロードSHOW!」で放送される『千と千尋の神隠し』(01)や『火垂るの墓』(88)の原画を手掛けたほか、『もののけ姫』(97)のCGも担当した。そんな百瀬監督は、本作でジブリで培った“イズム”を全開に披露している。
また、「アニメーションのルックも10年前とは変化しており、現代的なルックの構築は新たな試みでした。二ノ国のビジュアルは、中世ヨーロッパの街並みをイメージしながらも特定の街を描くのではなく、現代風に鮮やかで美しく、それでいて雑多な雰囲気を出しました」と、百瀬監督はその世界観について語っている。
現実世界と魔法世界、2つの世界をまたぎ、壮大な冒険が繰り広げられる本作。その圧巻のビジュアルにも注目してほしい。
月刊シネコンウォーカー編集部
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