桐谷美玲が2本立て映画『乱反射』&『スノーフレーク』のW主演に決定!
小島なおが高校時代に史上最年少で角川短歌賞を受賞し、17歳から20歳までの3年間に詠んだ歌を集めた第一歌集「乱反射」と、大崎梢が書店員として働いていた経験を生かして描いた函館が舞台の青春ミステリー「スノーフレーク」の両作が、2本立て映画として今夏、全国公開するに当たり、モデルの桐谷美玲がW主演を務めることが決定した。
桐谷は、『乱反射』では早く大人になろうと少し背伸びをしながらも まだ本当の恋を知らず誰かを思う気持ちも理解できない、そんなピュアな女子高生を、『スノーフレーク』では函館の街を舞台に、就職のため上京を控えた女子大生に突如不可解な出来事が降りかかる青春ミステリー。共に等身大の少女でありながら、全く異なる表情を持つ2つの役柄に挑む桐谷は「キャラクターが似てしまわないかが心配だったので、それぞれの人物の年齢差や、見た目の差に助けてもらいながら、気をつけて演じました。監督に、『ちゃんと演じ分けられてますか?』と聞いたら、『ちゃんと違うよ』と言ってもらえたので、安心して思い切れました。全然違った桐谷が一度に見られると思います」とアピール。同作について、「『乱反射』は、過ごしていれば一度は経験したことのある青春の痛みがテーマです。こんな思いあったなあと共感してくれたら嬉しいです。『スノーフレーク』は、一見日常とはかけ離れていますが、過去から立ち直って前へ進んでいく強さが描かれています」と紹介した。
そして桐谷を支える役者陣に、『乱反射』では三浦貴大、『スノーフレーク』では青山ハル、白石隼也と若手俳優たちを起用。そしてそれぞれ高島礼子、石丸幹二とベテラン陣が脇を固める。今回の映像と音楽のコラボレーションムービーシリーズ「シネムジカ」は、現代のライフスタイルにそぐわないものとしていつしか消えてしまった2本立て映画という興行スタイルに注目し、あえてその古き良き時代に遡り、1作品の時間を70分前後の中篇として、現代のライフスタイルに優しい2本立てという新しいスタイルを提唱する。【Movie Walker】