はるたんに牧、ブチョー…『おっさんずラブ』の愛すべき“おっさん”たちを名シーンと共におさらい!<写真18点>

コラム

はるたんに牧、ブチョー…『おっさんずラブ』の愛すべき“おっさん”たちを名シーンと共におさらい!<写真18点>

モテない独身サラリーマン・春田を巡るおっさんたちの恋模様を描いた人気ドラマ「おっさんずラブ」。社会現象にもなった人気作が、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)としてついにスクリーンに登場する。純粋すぎる彼らがドラマで見せた愛にあふれる名場面を、主要キャラ毎に振り返っていきたい。

巨乳好きのポンコツ営業マン・春田創一

だらしないけどほっとけないタイプのはるたんこと春田(田中圭)
だらしないけどほっとけないタイプのはるたんこと春田(田中圭)[c]2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

まずは、田中圭扮する本作の主人公・春田創一。天空不動産の東京第二営業所で働くが、営業成績は今一つで、成績優秀な若手社員にコケにされることも…。反面、お人好しな性格で、担当エリアのマンションオーナーからお見合い相手を紹介されたりと、“ほっとけないキャラ”が定着している。

連続ドラマでは、後輩が企画した合コンに参加。33歳、5年彼女がいないことを周囲からいじられるが、その席で本社勤務している牧(林遣都)と出会うことに。泥酔した春田の合コンでの成果はゼロ。また日頃も「巨乳好き」を公言しており、幼なじみのちず(内田理央)からもダメ男のレッテルを貼られている。

ドラマの終盤、上海へ海外赴任することになった春田。劇場版では第二営業所に戻り仲間たちから歓迎を受ける中、志尊淳演じる新入社員の山田正義(ジャスティス)とも意気投合する。頼れる先輩に成長した春田だったが、本社の一大プロジェクトチームが乱入し、第二営業所も新規プロジェクトに巻き込まれていく…。

純愛まっしぐら!デキる部長・黒澤武蔵

Mr.ダンディ、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)こそ春田のモテ期の起爆剤
Mr.ダンディ、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)こそ春田のモテ期の起爆剤[c]2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵は、数ある営業所の中でもトップの成績を収める東京第二営業所の部長。いつも定時に上がり、30年連れ添う妻との仲も良好だが、春田への恋心を秘めている。そんなある日、ケータイの待ち受けや、パソコンに保存している春田の写真を彼に見られてしまい、事態は急転。部長は夜の公園に春田を呼び出し、「はるたんが好きでぇぇぇす!」と一世一代の告白を実行した!

動揺する春田のことはお構いなしに、「妻との関係を整理してから出直す」と一方的に告げて立ち去ったり、ランチミーティングや打ち合わせと称して2人きりでの食事をセッティングしたりと、自分のペースに巻き込もうとする部長。その後、春田から正式にフラれるが、再びアプローチする機会をうかがい、虎視眈々と狙うハンターのような粘り強さを持つ。

劇場版では、ひょんなことから春田の記憶だけが失われてしまい、再び出会った春田への恋心が再燃!ドラマでも見せ場に事欠かなかった黒澤が、スクリーンでどんな姿を見せてくれるのか、期待したい!

仕事も家事もパーフェクト…年下イケメン・牧凌太

かわいい年下と思いきや、ドSな一面もたまに見せる牧(林遣都)
かわいい年下と思いきや、ドSな一面もたまに見せる牧(林遣都)[c]2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

林遣都が演じる牧凌太は、春田と出会った合コンから間もなく、本社から東京第二営業所に異動してきた若手社員。実家から職場が離れていることから、春田の提案でルームシェアすることになる2人。優秀な牧だが、本社では開発部署にいたため、ポスティングや地域住民とのやり取りを春田が手作りのマニュアル「春田流、営業虎の巻」を進呈するなどしてサポートする。そんな時、春田が黒澤部長に言い寄られていることを知った牧は、秘めていた春田への想いを爆発させ、シャワー中の春田の唇を突然奪う!

そんな大胆な行動をしたかと思えば、空気を読み過ぎる性格から、部長からも猛アプローチされ困惑する春田の姿を見ていられず、何度も身を引こうとする牧。しかし周囲の支えや春田の気持ちの変化を受け、ようやく牧から告白する。付き合い始めてからも紆余曲折あったものの、ドラマ最終話で永遠の愛を誓い合った春田と牧。劇場版では上海・香港転勤から1年ぶりに第二営業所に戻った春田と、本社に再び異動した牧が、すれ違いの生活によって2人の愛を試されることになる。

第二営業所に本社の新プロジェクトチームが突然現れ…
第二営業所に本社の新プロジェクトチームが突然現れ…[c]2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

愛されキャラ・春田の恋の行方はもちろん、牧を後押しする第二営業所メンバーや黒澤の妻・蝶子(大塚寧々)など、周囲の人々の温かさにジーンとさせられた人も多いはず。劇場版でもおなじみのキャラクターが続投し、さらには春田、牧、黒澤の均衡を揺るがす山田ジャスティスや、沢村一樹扮する狸穴迅も登場。さらに盛り上がる男たちの“ラブ・バトルロイヤル”を、ぜひ劇場で目に焼きつけてほしい!

文/トライワークス

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