ルフィ役・田中真弓が名曲を熱唱!劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』興収30億突破&応援上映が決定

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ルフィ役・田中真弓が名曲を熱唱!劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』興収30億突破&応援上映が決定

8月9日に公開され週末動員ランキングで見事初登場1位を獲得。シリーズ最大のヒットを記録した『ONE PIECE FILM Z』(13)を上回る速さで興行収入30億円を突破した劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』の大ヒット御礼舞台挨拶が18日、新宿バルト9にて開催。主人公ルフィの声を務める田中真弓と、バギー役の千葉繁、ボア・ハンコック役の三石琴乃、メガホンをとった大塚隆史監督が登壇した。

テレビアニメ版の放送20周年を記念した本作は、劇場版史上最多の200キャラクターが一堂に会す、メモリアルイヤーにふさわしい超豪華なお祭り的作品。「海賊の、海賊による、海賊のための世界一の祭典」と称される海賊万博にやってきたルフィたち麦わらの一味。世界中から集まった海賊たちが熱狂する万博の裏には、主催者で“最悪の戦争仕掛け人”と呼ばれるブエナ・フェスタの凶行が張り巡らされ、さらに元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」ダグラス・バレットも乱入。海賊万博は予測不能の大混乱へと陥っていくことに…。

登壇したキャスト陣3名は、それぞれのキャラクターの決め台詞とともに挨拶をし、会場は大熱狂。さらに大塚監督にも「決め台詞からお願いします」と無茶振りをしたり、大塚監督の母が来場していることを聞かされると田中が母親、千葉が父親に、そして三石が娘に成り代わって大ヒットの喜びを語るなど、キャスト陣と監督の仲睦まじい姿で会場を盛り上げていく。そして大塚監督は今回の大ヒットについて「『Z』の長峯達也監督は僕の目標としている監督です。『Z』が記録した68億に届けばいいなと思っています」と満面の笑みを見せた。

バギーとハンコックは、意外にも本作で初めて劇場版に登場。「毎回出てますよ。ルフィが心配でいつも袖から見ています」と茶目っ気たっぷりに語る千葉に、すかさず田中は「袖からだったら出てないじゃん!」とツッコミをいれつつも「え?出てない?って気がするくらいです」と笑い合う。一方で三石は「初めて出させていただいて嬉しくて、終始楽しかったです」と喜びを語りながら「“共闘”というので、ルフィには協力するのだろうと思っていたんですけど、ほかの人と組むかな?って不思議でした。でも台本見たら、やっぱり組んでいなかったですね(笑)」と振り返った。

その後も3人は和気あいあいとした様子で、テレビアニメ版でのバギーやハンコックの登場シーンの思い出や、千葉のアドリブなどについて語り合い大盛り上がり。田中から声優としての凄さをべた褒めされた千葉はニコニコしながら「僕も“レベル65”ですから、いい加減落ち着いた演技をしないといけないんですけど、バギーくんの一番のファンは僕だと思っています。気力の続く限り、元気いっぱいにはしゃぎまわりたいなと思っています」とバギーへの想いと今後の意気込みを熱弁、会場から大きな拍手が贈られていた。

そんななか、8月末に本作の応援上映が開催されることが発表。田中は「楽しいですね、声を出せるって!」とワクワクした表情を浮かべると「『ウィーアー!』も歌ってほしい。一緒に練習しましょう!」と立ち上がって大熱唱。また大塚監督も「いろんなキャラクターの決め台詞や見どころだらけだから、賑やかな応援上映になると思いますね」と期待に胸を弾ませていた。応援上映の詳細は近日中に公式ホームページにて掲載されるとのこと。

そして最後にマイクをとった田中は「『ONE PIECE』は20年続いていてまだまだ旅の途中。これまで一緒に戦うはずのなかった人たちが一緒に戦う。バギーも最初は敵でしたし、すごい敵がルフィに協力しているのを見ると、これから先も敵として戦った相手がまた一緒に味方になってくれるのかもしれないと思えて楽しみです!」と、ひとりの「ONE PIECE」ファンとしてコメント。会場は最後まで熱気と笑いに包まれていた。

取材・文/久保田 和馬

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