『ライオン・キング』の賀来賢人と門山葉子、世界初のライブ・オーケストラ上映で歌唱!
日本を含め、世界中で記録的ヒットとなっている超実写版映画『ライオン・キング』(公開中)のライブオーケストラスペシャルアンコールイベントが、8月23日に渋谷のBunkamura オーチャードホールで開催。プレミアム吹替版声優を務めたシンバ役の賀来賢人、ナラ役の門山葉子が登壇し、2000人の観客の前で、生オーケストラにて「愛を感じて」を歌唱した。
『ライオン・キング』で、世界初のライブ・オーケストラ上映となった本日。指揮者ニコラス・バック率いる“THE ORCHESTRA JAPAN”によるオーケストラの生演奏が、壮大な映像と見事にシンクロしていく。その時間は、118分の上映中100分にも及び、終わったあとは、大きな拍手に包まれた。
続いて、賀来と門山がゲストとして登場。賀来は「こんなにたくさんのお客さんの前で歌うのは初めての経験で、緊張します」としながら、「門山さんとのチームプレイで歌わせていただけたらと」と言うと、門山も「2000人のお客様の前で、しかも生オーケストラで歌うことを楽しみしています」とうれしそうだ。何度もデュエットを披露してきた2人は、まさに堂に入った美声を力強く披露した。
歌い上げた名曲「愛を感じて」について賀来は「すごく印象的な曲」とし「シンバとナラが久々に再会して、友情、愛、悩み、葛藤と、普段、自分たちが生きているなかでのテーマが詰まっている繊細な曲。それを門山さんと作っていけたと思うので、そこを注目していただけるとうれしいです」とアピールした。
門山は「ビヨンセさんやドナルド・グローヴァーさんが、名曲の数々を歌われています。これまでも世界中で歌われてきた曲ですが、今回、新しさがあると感じ、それが魅力になっているんじゃないかと思いました」と、字幕版の良さも強調した。
また、賀来は、『ライオン・キング』の反響の大きさについて「友人、知人から、過去最高の反響をいただいていて、ありがたいです」と笑顔を見せた。映画の魅力については「映像の美しさや迫力もそうですが、『愛を感じて』や『ハクナマタタ』など、世代や年齢を問わず愛される音楽が、全世界の方に愛される理由かと」と語った。
取材・文/山崎 伸子