『ガンダム』の富野由悠季が手がけた伝説のロボットアニメ「イデオン」初BD化

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『ガンダム』の富野由悠季が手がけた伝説のロボットアニメ「イデオン」初BD化

待望の第3話の上映を来月に控えた『機動戦士ガンダムUC episode3 ラプラスの亡霊』(3月5日公開)。そんなガンダムの生みの親である富野由悠季が『機動戦士ガンダム』と同時進行で制作を担当し、1980年に当時の東京12チャンネル(現テレビ東京)系列で放映されたアニメ「伝説巨神イデオン」。地球の植民惑星ソロ星で第6文明人の遺産の発掘に当たっていた地球人と、異星人バッフ・クランとの出会いが巻き起こす戦いを描いた本作はサンライズ初期の名作として知られる名作だ。

残念ながら放映途中で打ち切りとなりながらもファンからの熱い支持を受けて、テレビ版の総集編として作られた「接触篇」と、未放映分から構成された「発動篇」の2本を制作。1982年に同時上映された劇場版が初めてBD化され、3月23日(水)に発売となる。

第6文明人の遺産である巨大ロボット、イデオンに翻弄されていく人々の姿を描いた本作は、“人と人はなぜ分かりあえないのか?”という、富野が『機動戦士ガンダム』でも描いたテーマをさらに追求した深い物語性が見どころだ。また「発動篇」では登場人物全員が死亡するという驚愕の展開も話題を呼んだ。今回のBDの初回限定版には、昨年8月7日にテアトル新宿にて行われた富野由悠季、福井晴敏らが出演した「サンライズフェスティバル・イデオンナイト」でのトークショーの模様を収録したDVDも付いてくるので、是非この機会に手に入れておきたい。【トライワークス】

■伝説巨神イデオン劇場版
発売:3月23日(水)
価格:20,790円
発売元:フライングドッグ
販売元:ビクターエンタテインメント
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