國村隼、筒井真理子、中村倫也ら演技派俳優が集結!『影裏』追加キャストが発表

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國村隼、筒井真理子、中村倫也ら演技派俳優が集結!『影裏』追加キャストが発表

第157回芥川賞を受賞した沼田真佑の同名ヒューマンミステリー小説を、「るろうに剣心」シリーズや『億男』(18)の大友啓史監督が映画化した『影裏』の公開日が、2020年2月14日(金)に決定。このたび本作を彩る演技派ぞろいの追加キャスト情報が発表された。

本作は岩手県盛岡市を舞台に、突然姿を消した親友の足跡をたどる主人公が、人生の影にある真実に迫っていく物語。会社の転勤で盛岡に移り住んだ今野は、同僚の日浅と出会いすぐさま心を許していくのだが、ある日突然日浅が会社を辞めてしまう。しばらくして日浅が行方不明になっていることを知った今野は日浅を探し始めるのだが、次々と明らかになるのは心を許した友の裏の顔だった…。

主人公の今野を演じるのは『楽園』(10月18日公開)や『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(11月1日公開)など、この秋出演作の公開が相次ぐ綾野剛。そして日浅を「探偵はBARにいる」シリーズで3作続けて日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝いた松田龍平が演じる。そして新たに、国際派俳優を含む演技派キャスト6名の出演が明らかに。

物語のキーマンである日浅の父・征吾役にはアジアを股にかけて活躍する名優、國村隼。今野と日浅の同僚で謎めいた女性・西山役には『よこがお』(公開中)での鮮烈な演技も記憶に新しい筒井真理子。そして今野の友人の副島和哉役には現在放送中のTBS系ドラマ「凪のお暇」に出演するなど大ブレイク中の中村倫也。さらに今野を悩ませる口うるさい隣人の鈴村早苗役を永島瑛子が、日浅の兄・馨役を安田顕が、今野の年下の友人・清人役を平埜生成が演じる。

昨年夏に撮影が行われ、7月末に完成した本作について大友監督は「タイトル通り、この映画は誰もが持つ影の部分、裏の部分に踏み込んでいく作品」と語り、「本音では言えないところに人それぞれの真実や社会との葛藤が潜んでいる。その“影裏”を、深く刻み込むかのように体現してくれる役者たちが揃いました」と自信をのぞかせている。初共演の綾野と松田に加え、新たに発表されたキャスト陣がどのような物語を紡ぎ出してくれるのか。期待はふくらむばかりだ。

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