NIKEモデルやインスタで話題!注目の16歳“YOSHI”が攻めのファッションを披露<写真15点>
少年たちの破滅的な青春を描く『タロウのバカ』が9月6日より公開中だ。菅田将暉、仲野太賀という実力派俳優たちと肩を並べ、映画初出演にして主演に抜擢されたのが、新星のYOSHIだ。エキセントリックな存在感を放つ彼は、いったい何者?
本作は、『さよなら渓谷』(13)などで知られる大森立嗣監督の最新作。YOSHIが演じるのは、生まれてから一度も学校に通ったことがなく、戸籍もない少年タロウ。それぞれ問題を抱える高校生のエージ(菅田)とスギオ(仲野)の仲間と共に、タロウは空虚な日々を送っていた。しかし、ある日偶然拳銃を手に入れたことから、彼らの行動は過激さを増していき…。
タロウを演じるYOSHIは、香港人の父と日本人の母を持ち、奇抜なファッションセンスで注目を集める16歳。13歳の時、来日中だったルイ・ヴィトンのディレクター、ヴァージル・アブロー氏の目に留まったことをきっかけに、中学生の頃からモデルとして「NIKE」など多数の有名ブランドで活躍。自身のインスタグラムでは、ナタリー・ポートマン、ローラや野田洋次郎といった各界の著名人とのツーショット写真が連日アップされ、フォロワー数は63万人にものぼる。まさに、新世代のポップアイコンなのだ。
普段から、パンクやスケーター、モードなど、様々なジャンルを行き来しながら、“攻め”スタイルを追求する彼だが、劇中でのファッションも目を引く。「お母さんの服を勝手に着ている設定」として、レディースのピンクや黄色のレースカーディガンを身にまとうなど、ジェンダーレスな着こなしを披露。その他、川辺を白い短パン一枚で無邪気に過ごすなど、自由奔放なタロウを全身で表現している。
8月26日の完成披露上映会の際、YOSHIとの出会いを回想する菅田が「もう絶句しましたね。新人類であり、興味深い生き物。エピソードがあり過ぎる」と感嘆の声を漏らすほどの逸材だ。異彩を放つ、10代のインフルエンサー・YOSHIの映画デビュー作を、ぜひ目撃して!
文/トライワークス