ウェス・アンダーソン最新作、FOXサーチライトにて2020年公開!
FOXサーチライトは、フランスで撮影が行われていたウェス・アンダーソン監督最新作『The French Dispatch(原題)』の全世界配給権を取得したと発表した。本作は、フランスの架空の街にあるアメリカ系新聞社のジャーナリストたちが雑誌“The French Dispatch”を編集する様を描き、ティモシー・シャラメ、シアーシャ・ローナン、ビル・マーレイ、ベニチオ・デル・トロ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、ジェフリー・ライト、エイドリアン・ブロディ、レア・セドゥ、マチュー・アマルリックなど、豪華出演者が揃った。
FOXサーチライトの会長、スティーヴ・ギルラとナンシー・アトリーは、「間違いなく完全にオリジナルな世界を描くウェス・アンダーソンと再度組めることに興奮を覚えます。ウェスと一緒に作った過去の作品群はかけがえのないものです」とコメントを出している。過去には『犬ヶ島』(18)や『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)などFOXサーチライトのタッグが続いている。
2019年はFOXサーチライト設立25周年を記念する年で、アメリカでは今年秋からナタリー・ポートマン主演の『Lucy In the Sky(原題)』、トロント国際映画祭で観客賞を受賞したタイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』(2020年1月日本公開)、テレンス・マリック監督の『A Hidden Life (原題)』(2020年2月公開)、『ハッシュパピー バスタブ島の少女』(12)のベン・ザイトリン監督最新作『Wendy(原題)』、『荒野の誓い』(17)のスコット・クーパー監督最新作『Antlers(原題)』、そしてウィル・フェレル主演の『Downhill(原題)』と、怒涛の公開ラッシュを控えている。ウェス・アンダーソン監督の『The French Dispatch(原題)』は、2020年の公開を予定。
文/平井伊都子