ブルマ姿がまぶしい…『惡の華』Seventeenでも活躍の若手女優・秋田汐梨がかわいすぎ!
これまでテレビアニメや舞台になってきた押見修造の同名コミックを映画化した『惡の華』(公開中)。伊藤健太郎、玉城ティナなど旬な俳優が思春期のダークサイドをえぐり出すなかで、人一倍フレッシュさを放っているのが秋田汐梨だ。
山に囲まれた閉塞的な地方都市の中学校に通う文学青年の春日高男(伊藤)。日々の生活に息苦しさを感じながらもボードレールの「惡の華」を心の拠り所とし、なんとかやり過ごしていた。そんなある日、教室で憧れの女子、佐伯奈々子の体操着を見つけ、盗み出してしまう。しかし、その一部始終を問題児の仲村佐和(玉城)に見られており、そのことをネタに悪夢のような主従関係を結ばされることに…。
物語の発端となるクラスのマドンナの佐伯を演じている秋田は、2003年生まれ、現在16歳。雑誌「nicola」のオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルとして2015年に芸能界デビューを果たすと、2017年ごろからテレビドラマやCM、映画でも活躍。本作では初の大役とも言える玉城とダブルヒロインという重要な役どころに抜擢されている。また今年からは雑誌「Seventeen」のモデルを務めるなど、いま特に注目を集めているのだ。
かわいらしいルックスと抜群の透明感を持ち、ひと目でクラスのマドンナという存在感が漂っている彼女。ピンクのワンピースに身を包んだ清純な姿や、春日の手を握ってジーッと目を見つめる眼差し、屈託のない笑顔など、春日が心を奪われてしまうのも納得。
秋田は、この役を数百人以上のオーディションを勝ち抜き獲得したそうで、井口昇監督は「佐伯を演じられるのは彼女しかいない」と絶賛。決め手となったのが「ちょっと怖い、ダークな芝居ができる子」という明朗な姿とは逆の部分。その言葉通り劇中でも雨に濡れながら涙を流したり、怒りのあまり右肩をかきむしったりと、優等生ゆえに抱える心の闇のようなものを見事に表現している。
抜群のルックスに加え、監督を唸らす演技力を持つ秋田汐梨。これからますますの活躍が期待される彼女の姿を見逃すことなかれ!
文/トライワークス