「鬼滅の刃」の映画化決定、Netflix×湯浅政明の再タッグなど、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!
10月上旬までに発表され、話題となったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。TVアニメの放送が終了した「鬼滅の刃」の劇場版決定や、放送がスタートしたばかりの「BEASTARS」のイベント開催など、見逃していた人は要チェック!
「鬼滅の刃」の劇場版が制作決定!
シリーズ累計発行部数1200万部を超える吾峠呼世晴の人気漫画「鬼滅の刃」。4月から9月にかけて放送されていた「Fate」シリーズで知られるufotableが手掛けたTVアニメでは、“竈門炭治郎 立志編”の物語が完結したばかり。その最終回の放送直後に、人気キャラクター煉獄杏寿郎の新規カットが映し出され、劇場版の制作決定がサプライズ発表された。
劇場版『鬼滅の刃』は原作における“無限列車編”を題材とし、主人公の炭治郎や禰豆子、 善逸、 伊之助が無限列車に乗り込むシーンで終了したアニメ最終話からつながる物語となる。ネット上には「うれしすぎる!」「楽しみだ」という言葉と共に、映画化を祝うファンによるイラストも多数見受けられ、あらためて作品の人気を感じさせた。さらに本作は、2020年1月に舞台化されることも決定している。
「BEASTARS」のアニメ放送を記念した作品展が開催!
擬人化された肉食獣と草食獣が共存をする世界を舞台に、動物たちの群像劇を描く板垣巴留の人気漫画を映像化したアニメ「BEASTARS」。テレビ放送のほか、Netflixでも配信がスタートしたばかりの本作の展示会「『BEASTARS』展~東宝×オレンジの世界~」が、11月4日(月)まで有楽町マルイにて開催中だ。
貴重な制作資料や描きおろしイラストのフォトスポットが展示され、作品をさらに楽しめる内容となっている。アニメは「絵がめっちゃキレイ」「期待以上のクオリティ」など早くも絶賛の声が集まっているだけに、このイベントにも足を運んで、より深く物語の世界を堪能してみてはいかがだろうか?
「日本沈没」をNetflixが湯浅政明監督でアニメ化!
1973年に発表された累計発行部数470万部の小松左京のベストセラー小説「日本沈没」が、Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」として映像化されることが決定。監督は「DEVILMAN crybaby」でもNetflixとタッグを組んでいる湯浅政明が担当し、ティザービジュアルもあわせて公開された。
2020年の東京オリンピック直後の日本が舞台となる本作は、これまでの映像化作品では描かれることの少なかった“ごく普通の家族の物語”を通じて、“いま描かれるべき日本沈没”に迫る内容となるようだ。音楽は「ピンポン THE ANIMATION」「DEVILMAN crybaby」に続き湯浅と3度目のタッグで、ロックバンド「LAMA」のメンバーとしても活躍する牛尾憲輔が担当。Twitterでもトレンド入りするなど、アニメファン以外の間でも大きな話題となっている。
「魔法科高校の劣等生」のアニメ2期の制作決定!
佐島勤の人気ライトノベルを原作とし、2014年にTVアニメ第1期が放送され、2017年には劇場版アニメも公開された「魔法科高校の劣等生」。その第2期として「魔法科高校の劣等生 来訪者編」の制作が決定し、2020年に放送されることが発表。第2期決定特報PV、ティザービジュアルも公開された。
原作者の佐島は「このニュースに驚かれた方も多いと思います。私も初めて聞いた時には驚きました。再び、映像で達也や深雪、彼の仲間たちの活躍をご覧いただけることになり、感慨もひとしおです」と喜びをコメント。SNSには「うれしすぎて泣いた」「どれだけ待ったことか」など、ファンからの熱い声が散見していた。また、放送にあわせアニメ1期も2020年の1月から再放送されるとのことだ。
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これら以外にも、沙村広明の「波よ聞いてくれ」のTVアニメ化や、「ちびまる子ちゃん」のエンディング曲に斉藤和義の新曲「いつもの風景」が使用され、斎藤が登場するエンディング映像も公開されるなど、様々なニュースがアニメ界隈をにぎわせた。
文/トライワークス