齋藤飛鳥らが超個性的女子高校生に!『映像研には手を出すな!』乃木坂46出演で実写映画化
「月刊!スピリッツ」にて連載中の大童澄瞳による話題作「映像研には手を出すな!」が乃木坂46で来年初夏、実写映画化することが決定した。メインとなる3人の女子高校生を、乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波が演じる。
原作は、虚実入り乱れた個性的な世界観と“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春冒険譚を描いた人気コミック。2017年には「TV bros.」のマンガ賞である「ブロスコミックアワード2017」大賞を受賞し、Twitter投票にて選出される「俺マン2017」では1位を獲得。さらに「マンガ大賞2018」にノミネートされるなど存在感を発揮している。また、2020年1月には映画『夜は短し歩けよ乙女』や、先日Netflixで初のアニメ化が決定し話題を呼んだ「日本沈没」を手掛ける湯浅政明監督によるテレビアニメ化がNHK総合で放送されることも決定しており、いま大注目のコミックとなっている。
そして実写映画化となる本作で主人公の浅草みどり役を演じるのは、乃木坂46の齋藤飛鳥。 「アニメは設定が命!」が信条で、ことあるごとに妄想で世界を染め上げる変わり者を演じる。また、俳優一家に生まれ、親に反対されつつも自分を表現するためにアニメーターを目指すカリスマ読者モデルのお嬢様、水崎ツバメ役を演じるのは山下美月。さらにその2人の才能をまとめ、管理し、金儲けをしようとするプロデューサー気質の少女、金森さやか役を梅澤美波が演じる。アニメーション制作に魂を燃やし、主人公・浅草が想い描く“最強の世界”を創ることに邁進する超個性的女子高校生を、乃木坂46の中心メンバーとして活躍する3人が熱演する。
また本作のメガホンをとるのは、『ヒロイン失格』(15)、テレビドラマ「賭けグルイ」などの人気作品を次々と世に送り出している英勉監督。乃木坂46とはスマッシュヒットを記録した映画『あさひなぐ』(17)以来、2度目のタッグとなり、アニメーションをほとんど使わず、主人公たちの妄想と現実が入り乱れた“最強の世界”を作り上げるその手腕に期待がかかる。
3人の熱演はもちろんのこと、実写化となるその世界観も大いに気になる本作。続報を心待ちにしたい!
文/富塚 沙羅