圧倒的な強さで『ジョーカー』がV2達成!話題の3作品も初登場でランクイン
台風19号が猛威を振るい、土曜日は多くの劇場が休館することになったこの週末。そんな10月12・13日の週末動員ランキングは、『ジョーカー』が2週連続の1位で強さを見せつけた。
関連作をあわせて観る人も!?『ジョーカー』が圧倒的強さを発揮!
土日2日間で動員21万7000人、興収3億3200万円をあげ、圧倒的な強さで首位をキープした『ジョーカー』。3連休となった14日までの累計では動員135万人を突破、R15+指定作品ながら、興収もまもなく20億円に到達する好調ぶりだ。
本作は、マーティン・スコセッシが手掛けた『タクシードライバー』(76)や『キング・オブ・コメディ』(82)などからの影響をトッド・フィリップス監督が公言しており、Netflixの人気急上昇の作品カテゴリに『タクシードライバー』が入ってくるなど、あわせてチェックするという人も多いようで、作品の話題性の高さをうかがわせている。また同カテゴリには、ヒース・レジャーがジョーカーを演じた『ダークナイト』(08)も入っており、ジョーカー像を見比べるという人も少なくないようだ。
洋画、邦画、アニメが1作ずつ初登場ランクイン!
2位には、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した2007年の同名ハリウッド映画が原案の『最高の人生の見つけ方』が初登場でランクイン。土日2日間で動員6万1000人、興収7500万円、初日からの4日間では、動員16万人、興収1億9300万円をあげている。
初登場4位には『空の青さを知る人よ』がランクインし、初日から4日間の累計で動員12万6000人、興収1億6600万円を記録した。本作は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』(15)の監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督・田中将賀らスタッフが再集結しており、アニメファンを中心に集客したようだ。
また『スラムドッグ$ミリオネア』(08)のダニー・ボイル監督の新作『イエスタデイ』は7位スタート。ビートルズが存在しない世界で、唯一彼らの曲を覚えているシンガーソングライターの姿を描く本作。「ビートルズの曲の素晴らしさをあらためて感じた」「ビートルズ愛にあふれていた」「ビートルズはあまり詳しくないけど楽しめた」など、多方面からの好意的な意見が多数見られた。
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今週末は、注目作として『マレフィセント2』や人気アニメシリーズ最新作『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』も公開。果たしてランキングにどのような動きが出るのだろうか?
文/トライワークス
1位 ジョーカー
2位 最高の人生の見つけ方
3位 記憶にございません!
4位 空の青さを知る人よ
5位 HiGH&LOW THE WORST
6位 蜜蜂と遠雷
7位 イエスタデイ
8位 天気の子
9位 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
10位 ジョン・ウィック:パラベラム
※興行通信社調べ