『冴えカノ』舞台挨拶で、茅野愛衣や赤崎千夏らが松岡禎丞の珍エピソードを次々披露!?
丸戸史明が執筆し、深崎暮人がイラストを担当するライトノベルが原作の劇場用アニメ最終章『冴えない彼女の育てかた Fine』の初日舞台挨拶が、10月26日に新宿バルト9で開催。声優の松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤崎千夏、主題歌アーティストの春奈るなが登壇した。
主人公の安芸倫也役を演じた松岡は、印象的なシーンについて尋ねられると「全部印象に残ってます」と宣言。「今回が完結編ですから、ある意味、本当の最終回ということで、椅子をぶち壊すくらいの気持ちになると思います」と熱い想いを口にした。
加藤恵役の安野は「恵はテレビシリーズではフラットなキャラクターで、表情の変化が少ないと言われていたんですが、今回の劇場版では、恵のほっぺの色がポッと赤くなるんです。色づくほっぺたにぜひ注目していただきたいです」とアピールした。
赤崎は、猛暑の夏にまつわる松岡とのアフレコ秘話を披露。「ものすごい暑かったんですが、クールダウンをするために松岡さんがコールドスプレーを使っていました」と言うと、矢作も「最初は、女子ばかりだから、匂いとかを気にしているのかと思った」とうなずく。
松岡が「暑くて、1日に2缶使ったかな」と言うと、会場がどよめく。女性陣も全員びっくりし、「ええ!」「もやみたいなのがかかっていた」と顔を見合わせて驚いていた。
さらに、茅野が松岡にまつわるエピソードを披露。「いろんなことがありました。テレビシリーズの時のカヌレ事件!松岡くんが箱を持ったまま転んだんだよね。松岡くんは、いろいろとエピソードを持っています」と振ると、松岡は首をひねり、微妙なリアクションをする。
赤崎が「覚えてないの!」とツッコむと、矢作も「松岡さん以外は全員覚えてるのに」とびっくりする。松岡が「(アフレコが)大変だったから」と言うと、茅野も「短い台詞のなかに、たっぷりと入れないといけなかったからね」とねぎらった。
『冴えない彼女の育てかた Fine』は、2015年より放映されたテレビシリーズ「冴えない彼女の育てかた」シリーズの監督を手掛けた亀井幹太が総監督を、演出の柴田彰久が監督を務めた完全新作のストーリー。松岡禎丞をはじめ、テレビシリーズのスタッフ・キャストが再集結した。
取材・文/山崎 伸子