1人で5役やりたかった!? 林遣都が華麗なタップダンスを披露するドラマとは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
1人で5役やりたかった!? 林遣都が華麗なタップダンスを披露するドラマとは?

インタビュー

1人で5役やりたかった!? 林遣都が華麗なタップダンスを披露するドラマとは?

ドコモのケータイ専用放送局BeeTVにて好評放送中のドラマ作品「パーティは終わった」。仲里依紗と5人のイケメン俳優による恋の駆け引きをオムニバス形式で描いた本作は、現在、エピソード3までが配信中だが、今回は4月4日(月)より配信スタートとなるエピソード「抱きしめたい」に出演する林遣都に、本作への思いや、現場の雰囲気について語ってもらった。

――今回、実際にケータイドラマに出演してみていかがでしたか?

「撮影自体は映画やテレビドラマとほとんど同じで、緊張感のある現場でした。何より行定勲監督から、『パレード』(10)に続いてもう一度、声をかけていただけたことが嬉しかったですね。なので、気合の入り具合はいつも以上だったかもしれません。撮影日数は4日間でしたが、すごく刺激的で貴重な時間を過ごせました」

――各エピソードごとに個性的なキャラクターが登場しますが、演じるうえで気をつけたポイントや注目してほしいシーンはありますか?

「僕が演じたトニーというキャラクターは、仲里依紗さん扮する主人公・十朱の妄想の中に出てくる人物です。設定もすごく独創的で、シナリオを読んだ段階で『演じる俳優によって全く異なるキャラクターになるな』と思いました。『やるからには、僕にしか表現できない“トニー”にしてやろう』

という気持ちで、色々試行錯誤しながら人物像を作り上げたんです」

――その中でも特にタップダンスのシーンが印象的ですね

「練習はかなりハードでしたね。全身の動きを完璧に身につけたかったのですが、短期間で全て覚えるのはさすがに難しくて。何とかそれらしく見えるように、上半身の動きだけ必死で練習しました」

――他のエピソードで気になる作品はありますか?

「全部やってみたいです。一人の俳優が全くタイプの異なる5役を演じるのって、なんだか面白そうですよね。もし、どれか1つ別の役を選ぶとしたら『捨てたい』の泣き虫な彼氏・ムサシ(エピソード2:永山絢斗)かな。演じていて楽しそうなので(笑)」

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

「参加者全員が強い信頼関係で結ばれていることが伝わってくる現場でした。その輪の中に入って、一緒にドラマを作っていく感覚が心地良かったです。行定監督も演技に対して常に新しい表現を求めてくれて。それにうまく応えられた時の感覚は格別でしたね」

――仲里依紗さんとの共演はいかがでしたか?

「仲さんとは二回目の共演になるのですが、すごく落ち着いた雰囲気になられていてびっくりしました。今回の撮影はかなり大変だったのですが、彼女はすごくタフで、現場を盛り上げながら引っ張っていってくれました。同世代でこんなにパワーのある女優は仲さんしかいないですよ」

――それでは最後に、今後の展望を教えてください

「今はまだ目の前にある一つ一つの仕事に取り組むことで精一杯ですが、いろんな作品に参加して、自分にしかできないお芝居を毎回残していく。そういう俳優になりたいと思っています。この『パーティは終わった』も、そんな気持ちで取り組んだ作品です。映画が好きな方なら間違いなく楽しめるドラマになっているので、どうぞ期待してください」

『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(11月公開予定)をはじめ、今年も出演作が続々控えている林遣都。そんな彼の繊細な演技、そして華麗なタップダンスが堪能できる「パーティは終わった」をお見逃しなく!【トライワークス】

作品情報へ