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草なぎ剛が“母”の愛を紡ぐ…衝撃作『ミッドナイトスワン』の製作が決定

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草なぎ剛が“母”の愛を紡ぐ…衝撃作『ミッドナイトスワン』の製作が決定


<スタッフ キャストコメント>

●草なぎ剛(凪沙役)

・台本を読んでの感想

「この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、みなさんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだとき、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。いままでで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います」

・役への取り組み方について

「難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました。いろいろなキャラクターが登場するなか、凪沙が作品をひっぱっていくキャラクターになるんじゃないかな。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいなと思います。想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります」

●内田英治監督

・企画意図から映画制作決定までの経緯と草なぎ剛起用理由について

「5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった。内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草彅さんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。草彅さん演じる凪沙と1人の疎外された少女。多様化が進む現代社会のなかで必死に愛を求める人たちを描いた物語です」

・作品への思い

「人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか?多様化が進むなか、普遍的な1つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在するものたちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います」

文/編集部

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