『高校デビュー』で女優・岡本玲の恋愛モードもオンに!?

インタビュー

『高校デビュー』で女優・岡本玲の恋愛モードもオンに!?

河原和音の人気コミックを原作に、恋愛初心者の女子高生・長嶋晴菜(大野いと)が恋の指南をしてくれる先輩・小宮山ヨウ(溝端淳平)に惹かれていく様子をコミカルに描いたラブコメディ『高校デビュー』(4月1日公開)。本作でヨウに未練のある元カノの栗原まことを演じるのが、ドラマ「フリーター、家を買う。」など話題作に出演し、注目を集める若手女優の岡本玲だ。

「中学生の頃、1巻からコミックを買って読んでいたので、映画化されると聞いた時は『誰がやるのかな』って楽しみにしていました。だから、自分にまこと役のお話が来た時は嬉しかったですね!」と、原作に対して深い思い入れを持っていた彼女。自身が演じるまことについて「小悪魔的な女の子」と思っていたそうだが、映画では演じるにあたって英勉監督から意外な注文があったという。

「映画では小悪魔的なところを表現しないということで、ただ恋に一途ではかなげな女の子にしているんです(笑)。だから『こういう女の子、いるかも!』って、思ってもらえると嬉しいですね」。

しかし、プライベートでの彼女は、まこととは正反対のキャラクターだとか。「恋に一途で未練を引きずってしまうまことの気持ちももちろんわかるんですが、どちらかというと私生活では晴菜に近いですね。地元の和歌山から東京の学校へ移って、高校では同級生の男の子に話しかけられた時に、関西弁の軽いノリで返事をしたら怖がられてしまって。それ以来、みんな私のことを『岡本さん』って呼ぶようになってしまったんです(苦笑)。当時から、とにかく仕事が楽しくて仕方がなかったので、男の子にモテるための努力なんてしてなかったですね。なので、どうやったらモテるんかなって思っていました」。

何ともトホホなエピソードを披露してくれた彼女だが、「まことを演じてみて、彼女みたいな男の子が思う理想な女の子だとモテるんだなとわかりましたね(笑)。だから、最近は白いワンピースを着たりして“女の子っぽいデビュー”をしました!」と、映画を通して遂に自身の恋愛モードもオンに!?

「恋をしてキュンとする気持ちって、誰もが一度は経験しているし、世代は関係なしにこの映画を通して『恋っていいな』って思い出してもらえるんじゃないかなと思います。“デビュー”だけに、恋愛以外にもこれから何かを始めるきっかけになれば良いですね!」。

さらに彼女は、東日本大震災の被災者へ向けてエールを贈った。「笑顔はすごく心を温かくするものです。この映画が皆さんの笑える場所を作るきっかけになってくれると良いなと思います」。

この春、『高校デビュー』は新たに何かを始める元気と勇気をくれるはずだ。是非劇場へ足を運んで確かめてもらいたい。【取材・文=リワークス】

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