オノ・ヨーコ、ショーン・レノンら、NYで開催された2日間の被災者支援コンサートで10万ドルの義援金

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オノ・ヨーコ、ショーン・レノンら、NYで開催された2日間の被災者支援コンサートで10万ドルの義援金

現地時間3月27日と29日にニューヨークで開催された東日本大地震のチャリティーコンサートで、10万ドル以上の義援金が集まり、全ての収益が日米交流団体ジャパン・ソサエティーを通じて寄付されることがわかった。

同コンサートは音楽家のジョン・ゾーンらの提案で行われたもので、27日にコロンビア大学のミラー・シアタで開催されたコンサートには、オノ・ヨーコと故ジョン・レノンの息子のショーン、矢野顕子ら7人のアーティストが参加して日本への熱い思いを胸に熱唱した。6時間でチケットが完売した会場には学生を中心に700人あまりの観客が詰めかけ、約33,000ドルの義援金が集まったという。

またexaminer.comなどによれば、29日にル・パッション・ルージュで開催されたコンサートには、ヨーコやショーンのほか、ルー・リード、パティ・スミスらが参加し、約70,000ドルの義援金が集まったため、2日間のチャリティーコンサートで10万ドル(約830万円)が被災地復興のために寄付されることになった。

今後は4月8日(金)の18時30分と21時30分からノラ・ジョーンズらが参加するコンサートが(35ドルから50ドル)、そして9日(土)には11時から23時までの間に、5ドルの入場料のみのフリーコンサートも含めて5つのコンサートが行われるが、坂本龍一やルー・リードなどが出演するコンサートはチケット代が100ドルにもかかわらず、既に完売しており、かなりの額の義援金が集まることが予想されている。【NY在住/JUNKO】

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