ヒュー・ジャックマン「日本が舞台の『ウルヴァリン2』は必ず始動する」

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ヒュー・ジャックマン「日本が舞台の『ウルヴァリン2』は必ず始動する」

撮影地の日本が震災、津波に襲われた直後にダーレン・アロノフスキー監督が個人的な事情を理由に降板し、製作そのものを危ぶむ声まで上がっている『ウルヴァリン2』だが、ヒュー・ジャックマンは、監督が決まり次第、製作は始動すると宣言している。

震災や原発事故の影響を心配して来日を取り止める外国人が多い中で、日本に似た風土の他の国で撮影する可能性があるのではないかという質問には、「日本で撮影できるかどうかについては、今はまだ判断する時期じゃない」と答え、「それよりも先に監督を探さなければならなくなった。でも、フォックス社はこの映画を作りたがっている。だから全力で新監督を探している状態だ。あの日本のストーリーの多くの側面が僕を魅了する。義理や伝統や風習を重んじる世界に迷い込んだ全く非日本的なアウトサイダーが、それと折り合いをつけていくというストーリーが大好きだ」と語っているとMTV.comが伝えている。

『ウルヴァリン2』は、サムライ、ヤクザなどのいかにも日本的なキャラクターが登場する話で、ウルヴァリンと日本人女優とのラブストーリーもあると伝えられている。アロノフスキー監督は、約一年間も家族と離れて外国で撮影を行うことには耐えられないとして、東日本大震災が発生した直後に降板を発表した。【UK在住/ブレイディみかこ】

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