青春コメディ漫画『ぐらんぶる』が、まさかの実写映画化!英勉監督がスクリーンの限界に挑む
累計発行部数440万部を突破し、講談社「good!アフタヌーン」で絶賛連載中の人気コミックス「ぐらんぶる」が実写映画化され、2020年初夏に公開されることが決定した。
2014年4月から講談社「good!アフタヌーン」で連載され、原作の井上堅二と漫画の吉岡公威コンビによる命がけのキャンパスライフを描く限界突破の青春コメディ「ぐらんぶる」。大学進学を機に海辺の町に引っ越し、叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することとなった主人公の北原伊織。あこがれのキャンパスライフを前に期待に胸いっぱい膨らませていた伊織だったが、待っていたのは男だらけのダイビングサークルだった…!?
原作の井上は、「『実写化してイケメンの股間を見るんだ!』、『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と実写化の喜びを語りつつ、原作があまりにテンションも服もハジけていることから「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」とまさかの謝罪表明も。
また、漫画の吉岡は「美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春」と本当かウソか本作を説明。「いよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!」と含みがある期待を寄せ、井上ともども茶目っ気たっぷりに実写化の喜びを語っている。
本作のメガホンを取るのは、デビュー作『ハンサム★スーツ』(08)や『貞子3D』(12)など幅広いエンタメ作品を手掛け、『ヒロイン失格』(15)では興行収入24憶円越えの大ヒットを記録した英勉監督。原作では服を着ていないシーンが数多く登場するが、英監督は撮影が終わったいま、「『男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!』って映画になっちゃいました」「ぼくがホントの『全〇監督』かもです」と、Netflixの話題作『全裸監督』にちなみ原作に負けず劣らず振り切っていることも示唆。そのハジけ具合に自信をみせている。
さらに今回の映画化にあたりエグゼクティブプロデューサーの関口大輔は「圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち...。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました」と、唯一無二の存在感を放つ本作だからこそ映画化に踏み切ったことを告白。さらに「監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう」とその手腕に全幅の信頼を寄せる。
また、あわせて解禁された写真には、ダイビングショップ「グランブル-」の前にパンツ姿とオタTを巻いてたたずむ2人の青年の姿が…。このハジけた役をいったい誰がスクリーンで演じるのか?ほぼ素っ裸で作品に挑んでいるというキャスト陣の発表と共に、続報を楽しみに待ちたい!